2014 クロ・ドラ
ジェラール・ベルトラン


Clos d'Ora
Gerard Bertrand

標高200mクロ ドラの畑には、真ん中に断層があり、全く異なる二つのテロワールがひとつの畑の中に存在しています。気候はやや乾燥した、穏やかな冬を持つ地中海性気候。
ビオディナミ農法のルールに則り、スキ入れはラバでのみ行います。収穫前に摘葉を行い、ブドウは全て手作業で収穫。それぞれのブドウ品種、区画はコンクリートタンクで別々にマセラシオンを行い、その後、フレンチオークで12ヶ月間熟成します。ブレンドは春分の前に行われます。ベルトランの集大成、異なる2つの土壌からの混醸により複雑さや余韻の長さが秀逸。スケール感があり穏やかでバランスの良い1本。「うまみ」を感じるワインで、「和食」にも合います。

 
ヴィンテージ 2014
原産国 フランス
産地 ラングドック・ルーション
地域 ランクドック
アペラシオン ミネルヴォワ・ラ リヴィニエール
生産者 ジェラール・ベルトラン
容量 750ml
ぶどう品種 グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、カリニャン
味わい フルボディ
アルコール度数 14.5%
ワインアドヴォケイト  93
 
「クロ ドラ」「Ora」はラテン語で「祈り」を意味します。発売までに17年の歳月を費やし、“Peace” “Love” “Harmony” の3つのキーワードのもと、40~50年もの熟成に耐えうるワインを目指して造られる。
 

 
父から畑を受け継ぐブドウ栽培家でありながら、元ラグビー仏代表という異例のバックグラウンドを持つジェラール・ベルトラン氏がラグビー引退後、本格的に家族経営のワイナリーを設立。ラングドック・ルーションエリアへの明確なビジョンを持ち、30年にわたりパイオニアかつベンチマークとして活躍しています。