2022 ムルソー   PC レ・ペリエール
ドメーヌ・ジャック・プリウール


Meursault 1er Cru Les Perrieres
Domaine Jacques Prieur

ミラベルプラムやフレッシュなアプリコットなど黄色い果実 のリッチで複 雑なアロマが時間とともに温かいパン生地や プラリネ、石の香りへと変更します。凝縮したパワフルな後味 がとても長く続き、味わい深くこなれたワインです。

ヴィンテージ 2022
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ボーヌ
アペラシオン ムルソー プルミエ・クリュ
生産者 ドメーヌ・ジャック・プリウール
容量 750ml
ぶどう品種 シャルドネ
味わい 辛口
アルコール度数 13.5%
輸入元 ジェロボーム

ドメーヌ・ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名 ワイン雑誌“レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス”で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。
 

 
栽培・醸造チームに共通するワイン造りの哲学は、「収量を落として最高に成熟したブドウを使い、テロワールを反映したワインを造る」こと。ナディーヌ氏は、「醸造家としては栽培からブドウ醸造まで全ての工程において、正確で丁寧に注意深く行うことが大切だが、私にとって一番大切なのはブドウそのもの。如何に良いブドウを手に入れるかがポイントであり、醸造そのものはクラシックで特に変わったことはありません」と語ります。このようにブドウ栽培に非常に重きを置いているため、2000年からジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌの畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)と馬による耕作を採用。また、2009年からビオディナミへの転換を進めています。畑で育つブドウは全て手作業にて収穫。健康なブドウだけを残すように細心の注意を払って選別されます。醸造においては全てのワインでマロラクティック発酵を実施。その後基本的にオーク樽にて熟成を行っています。こうして造られるワインは、複雑なアロマを備えた芳醇なスタイルが魅力です。