Domaine Jacques Prieur

ドメーヌ・ジャック・プリウール

フランス:ブルゴーニュ

ドメーヌ・ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴーニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出しています。1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名 ワイン雑誌“レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス”で1998年に女性で初めてベストワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。類まれなるテロワールを重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛えています。
 

Blanc
Rouge

栽培・醸造チームに共通するワイン造りの哲学は、「収量を落として最高に成熟したブドウを使い、テロワールを反映したワインを造る」こと。ナディーヌ氏は、「醸造家としては栽培からブドウ醸造まで全ての工程において、正確で丁寧に注意深く行うことが大切だが、私にとって一番大切なのはブドウそのもの。如何に良いブドウを手に入れるかがポイントであり、醸造そのものはクラシックで特に変わったことはありません」と語ります。
 
このようにブドウ栽培に非常に重きを置いているため、2000年からジャック・プリウールのコート・ド・ボーヌの畑では、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック(有機農法)と馬による耕作を採用。また、2009年からビオディナミへの転換を進めています。
 
 
畑で育つブドウは全て手作業にて収穫。健康なブドウだけを残すように細心の注意を払って選別されます。醸造においては全てのワインでマロラクティック発酵を実施。その後基本的にオーク樽にて熟成を行っています。
 
こうして造られるワインは、複雑なアロマを備えた芳醇なスタイルが魅力です。