2007 シュタインリースラー
ニコライホーフ
Steinriesler
Nikolaihof
フォンシュタインの畑で収穫されたリースリングのブドウを発酵後、11年間以上もの間、大樽でゆっくりと熟成させ、2016年4月に瓶詰めされたワイン。
11年以上の大樽熟成を経たとは思えない、美しい酸と、ほのかにハーブのようなスパイシーなニュアンスを持ち、リンゴや桃のようないきいきとした果実味が感じられるワインは、ニコライホーフならではのワイン。
| ヴィンテージ | 2007 |
| 原産国 | オーストリア |
| 産地 | ニーダーエスタライヒ州 |
| 地域 | ヴァッハウ |
| アペラシオン | ヴァッハウ |
| 生産者 | ニコライホーフ |
| 色 | 白 |
| 容量 | 750ml |
| ぶどう品種 | リースリング100% |
| 味わい | 辛口 |
| アルコール度数 | 12.0% |
| 輸入元 | ファインズ |
2000年もの昔、ローマ人がドナウ河流域のヴァッハウ地区マウテルンに建設したワインセラーがワイナリーの土台となっています。当時ローマ軍の兵士は1日に2リットルものワインを飲んだと言われ、滞在する場所はワイン生産に適していることが条件でした。ワイナリーのシンボルとなっている聖ニコライ修道院は 985年に建造されたもの。1894年にサース家の所有となり、ワイナリーとして復活させました。当主のニコラウス サースと息子のニコラウスJr.が栽培・醸造を手がけ、クリスティーネ サース夫人が輸出や啓蒙を主に行う家族経営です。1971年という早くからビオディナミ農法を取り入れたビオディナミの先駆者で、demeter(デメテール)の認定も1992年に国内でいち早く取得しています。ワインはピュアな味わいかつ複雑さ、芯の強さと奥ゆかしさがあり、熱狂的なファンをもち、時にモーツァルトの音楽に例えられることもある魅惑的な味わいです。