2017 エリザベート
ニコライホーフ


Elisaabeth
Nikolaihof

リースリング、グリューナー・フェルトリーナー、ピノ・ブラン、ノイブルガー他の品種を混醸で造る伝統的な手法で作られます。
グラスの中で時間と共に様々な品種のニュアンスが絶妙なハーモニーを奏でます。ワインに骨格を与えている美しい酸の余韻が美しいハーモニーを持つワイン。「エリザベス」は所有者のサース夫妻の娘の名前に由来。
 
木樽で完全に発酵させ、さらに12カ月間熟成させてつくられ、ブーケは繊細で芳醇、酒肉が厚くスパイシーな味わいに仕上がっています。

 
ヴィンテージ 2017
原産国 オーストリア
産地 ニーダーエスタライヒ州
地域 ヴァッハウ
アペラシオン ヴァッハウ
生産者 ニコライホーフ
容量 750ml
ぶどう品種 リースリング、グリューナー・フェルトリーナ、ノイブルガー、ピノ・ブラン
味わい 辛口 フルーティー
アルコール度数 13.0%
 
 
2000年もの昔、ローマ人がドナウ河流域のヴァッハウ地区マウテルンに建設したワインセラーがワイナリーの土台となっています。当時ローマ軍の兵士は1日に2リットルものワインを飲んだと言われ、滞在する場所はワイン生産に適していることが条件でした。ワイナリーのシンボルとなっている聖ニコライ修道院は 985年に建造されたもの。1894年にサース家の所有となり、ワイナリーとして復活させました。当主のニコラウス・サースと息子のニコラウスJr.が栽培・醸造を手がけ、クリスティーネ・サース夫人が輸出や啓蒙を主に行う家族経営です。1971年という早くからビオディナミ農法を取り入れたビオディナミの先駆者で、demeter(デメテール)の認定も1992年に国内でいち早く取得しています。ワインはピュアな味わいかつ複雑さ、芯の強さと奥ゆかしさがあり、熱狂的なファンをもち、時にモーツァルトの音楽に例えられることもある魅惑的な味わいです。