2019 ピノ・グリ キュヴェ・サント・カトリーヌ
ドメーヌ・ヴァインバック


Pinot Gris Cuvee Sainte Catherine
Domaine Weinbach

グランクリュ、シュロスベルグの丘の麓とクロ デ カプサンの区画のブドウから造られます。
穏やかながらリッチでスパイシーな比較的辛口のピノ・グリ。ハチミツやトロピカルフルーツの甘い香りにバターやスモークのニュアンス。厚みがありリッチな味わいながらいきいきとした酸をそなえ、口中で華やかな広がりを見せます。余韻も非常に長いです。
 
鶏肉との相性が良く、クリーミーなリゾットや醤油ベースのお料理とも良く合います。

 
ヴィンテージ 2019
原産国 フランス
産地 アルザス
地域 アルザス
アペラシオン アルザス
生産者 ドメーヌ・ヴァインバック
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・グリ
味わい 辛口
アルコール度数 14.5%
ジェームスサックリング  97
 
 
 1612年にカプチン派(キャプサン派)の修道僧たちによって設立されたドメーヌで、醸造所はアルザスで最も有名なグラン クリュ畑のシュロスベルク(城山)の丘の麓にあります。ドメーヌ名のヴァインバックとは「ワインの小川」という意味で、畑の中を流れる小川(Bach)に由来します。
 1898年にファレール家の所有となりました。2代目にあたるテオ ファレールが亡くなった後、コレット夫人とその娘のカトリーヌとローランスが引き継ぎました。現在は長女のカトリーヌと息子のエディーとテオの3人でドメーヌを運営しています。ナチュラルな果実味と繊細な味わいで、『クラスマン』で3ツ星、『ワイン・アドヴォケイト』で5ツ星と、ともに最高ランクに評価されています。

 

 
 畑では1998年から一部ビオディナミを導入し、2005年ヴィンテージから全面実施しています。栽培面では自身のドメーヌの有機栽培のブドウを100%使用。除草剤、化学農薬、浸透性農薬は一切使用していません。アルザスの認定産量を大幅に下回る産量に抑え、最適な熟成時期に手摘みで収穫。辛口ワインでもボトリティス菌が付くことで、ワインの香りの複雑さや骨格が強化されています。醸造面では、継続的に注意を払いつつも、介入は最低限に抑え、個々のブドウやテロワールの表現を最優先。やさしくゆっくり圧搾し、1,500~6,000リットルのオーク古樽で発酵。ゆっくりと長く発酵させることでワインの複雑味や深みが増すため、天然イーストのみを使用しています。