2017 ヴォーヌ・ロマネ オー・レア
ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ


Vosne Romanee Aux Reas
Domaine Anne Francoise Gros

クロ・デ・レアの南側に広がる「オー・レア」(9.78ha)は以前は1級畑でしたが1936年の格付け時に「土壌の肥沃さから繊細さに欠ける」と言う理由で村名に格下げされてしまった悲運の畑。
A.Fグロらしいボリューム感のある香り高く力強いタイプに仕上げられており、リッチな味わいと硬質なタンニンはブルゴーニュファンを離さない個性的なスタンスを貫いています。

 
ヴィンテージ 2017
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
アペラシオン ヴォーヌ・ロマネ
生産者 ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい フルボディ
アルコール度数 13.0%
アランメドウズ  89

ヴォーヌ・ロマネ村の名門、ジャンとジャニーヌ グロ夫妻の長女アンヌ・フランソワーズとポマールのバラン家の13代目のフランソワ・パランが結婚。1988年、それぞれの所有する畑を合わせ10.1ha分のブドウの共同栽培を始め、ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ グロが誕生しました。現在では息子のマティアスと娘のカロリーヌがドメーヌを担っています。
ワインのエチケットには各テロワールの特徴と愛娘たちの表情を元にデザインしたイラストが描かれています。
 


【醸造設備について】 
  かつて醸造設備はヴォーヌとポマールに分散していたが1997年にボーヌ中心部集約。⇒ どの畑からも保冷トラックと高速道路を使えば30分以内に運べる好立地。『醸造設備やセラーは清潔であるべき』というフランソワ・パランのポリシーから畑作業のができるようになった。トラクターや備品類は全て畑近くで保管・管理。 2008年には冷房施設を一新する等、大規模改装を行い醸造〜保管までの一括管理 

【収穫〜醸造】 
  収穫されたブドウは100%除梗され、コンクリート・タンクとステンレス・タンクを併用し醗酵・醸しを行う。その後地下の熟成庫へはワインへのストレスを避けるためポンプを 使わずグラヴィティ(重力)で移動させる。樽熟成は村名・1級畑で約18ヶ月間(新樽比 率50〜70%)、特級畑は約18ヶ月間(新樽比率100%) 

【ワイン造りへの想い】 
  40年近いキャリアの中で“一度も同じ醸造をした事がない”とパランは語る。上品で繊細なピノの特性を活かすために年毎に「果実味」「気候」のどちらに特徴付け 、表現するかに腐心しておりラベルのイラストモチーフの様に『華やかさよりもバランス 、アロマが際立ったやさしくシルキー』なワイン造りを目指している。
 
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Domaine Anne Francoise Gros