2013 プティ・シャブリ
ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ
Petit Chablis
Domaine Philippe Charlopin Parizot
シャブリ村の北西約10Kmにあるリニョレル村の1.3haの区画の樹齢約30年のブドウを使用し、樽にて発酵、熟成させて造られます。
白い花に熟れたモモ、オレンジの皮の香り。口当たりはいきいきとして、複雑でバランスが取れています。まるみがあり、シャルロパンらしさ溢れるプティ・シャブリです。

ヴィンテージ | 2013 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | シャブリ |
アペラシオン | プティ・シャブリ |
生産者 | ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シャルドネ100% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.0% |
輸入元 | ファインズ |

フランス語のペルソナージュという言葉は、個性的でその村や業界の名物のような人のことを指すが、シャルロパンはまさにブルゴーニュのペルソナージュの一人。ワインに対して情熱的かつ極めて真面目、ディテールに執着する典型的な天才肌。ワインは魅惑的な果実のアロマとシルキーなタッチで、若いうちから美味しいスタイルゆえ「テロワールというよりシャルロパンのワイン」と言われることもあるが、熟成によりその真価が発揮され、美しいバランスとエレガンス、フィネスを見事に表現する。シャルロパンの冒険はさらに続いており、2007年にはボーヌに畑を新たに取得した他、シャブリの醸造にも着手し、手がけるアペラシオンは35に及ぶ。
ドメーヌは元はジュヴレ・シャンベルタンにあったが一度マルサネに移り、現在は再びジュヴレに戻っている。栽培は除草剤・化学肥料を用いないリュットレゾネ。ぶどうの質そのものがその後の醸造、そしてワインの質を決定すると考えるため、極力自然の力を邪魔しないように、かつぶどう樹が自力で低収量で凝縮味のある果実を産するように心がける。収穫は遅摘み派。完熟ぶどうを入念に選果し、低温でのプレマセラシオンを長く行う。樽熟成は新樽比率が高く長め。オリ引きは瓶詰め直前の1度だけ行い、フィルターは軽め。