2017 シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
Chateau La fleur Petrus

外観は深みのある紫がかったガーネット。グラスからはブラックラズベリーやブラックチェリー、プラムなどの果実のアロマに加え、ラベンダー、シナモン、エスプレッソの香りが漂います。味わいは力強くも非常に滑らか。黒系の果実味としなやかなタンニン、フレッシュな酸が上手く調和しています。アニスやミネラルコーヒーのニュアンスを伴い、余韻は長く続きます。
ヴィンテージ情報
2017年のボルドーは、例年よりもテロワールの輪郭が鮮明に感じられる“フレッシュ”で“純粋”なヴィンテージ。ボルドー全体では春先の霜害によって収量は減少しましたが、石灰岩土壌を有し高台に位置するサン・テミリオンのシャトーは被害が少なく、上質な酸と穏やかなタンニンが特徴の素晴らしい仕上がり。ポムロルは肉厚なスタイルが魅力です。

ヴィンテージ | 2017 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | ポムロール |
アペラシオン | ポムロール |
生産者 | シャトー・ラ・フルール・ペトリュス |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | メルロー91%、カベルネ・フラン6%、プティ・ヴェルド3% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.5% |
ワインアドヴォケイト | 94 |
ワインスペクテーター | 94 |
ジェームスサックリング | 95 |
「複雑さとパワーがペトリュス、複雑さとエレガンスがラ・フルール」と例えるのはクリスチャン・ムエックス氏の息子、エドゥアール・ムエックス氏。見事に二つの畑の長所を引き出して、一つのワインにしています。錚々たるポムロルのシャトー郡に囲まれつつもこのシャトーの名声が薄れないのは、ムエックス氏を筆頭にシャトーのスタッフによって絹のように滑らかな舌触りと、柔らかなテクスチュアを持つ豊かなワインを造り続けているから。まさにボルドー右岸ワインの代名詞とも言えます。
畑は鉄分を多く含んだ層をベースとした、砂利の混じる深い粘土質土壌で構成され、平均樹齢35年のブドウを植えています。ブドウを手摘みで収穫した後、手と光学式選果機によって選果。除梗・破砕後、コンクリートタンクとステンレスタンクで穏やかにマセラシオンと発酵を行います。熟成は新樽比率約50%のフレンチオーク樽で16~18ヵ月間実施。清澄・濾過を経て瓶詰めします。
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畑は鉄分を多く含んだ層をベースとした、砂利の混じる深い粘土質土壌で構成され、平均樹齢35年のブドウを植えています。ブドウを手摘みで収穫した後、手と光学式選果機によって選果。除梗・破砕後、コンクリートタンクとステンレスタンクで穏やかにマセラシオンと発酵を行います。熟成は新樽比率約50%のフレンチオーク樽で16~18ヵ月間実施。清澄・濾過を経て瓶詰めします。

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