Chateau La Fleur Petrus

シャトー・ラ・フルール・ペトリュス

フランス:ボルドー ポムロール地区

 
 
 
 道を挟んでシャトー・ペトリュスと向かい合っている位置にありますが、土壌は異なり、こちらは大きな砂利の多い土壌となっています。まさしく名前のように「花」を連想させるような華やかな香りがあり、複雑さとリッチさを兼ね備えたエレガントなワインとなっている。そのレベルの高さからムエックスグループの代表ワインのひとつとなっています。
 
2019
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥33,000
2018
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥33,000 品切中
2017
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥31,350 品切中
2016
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥34,380 品切中
2015
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥31,580 品切中
2014
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥19,800  品切中
2013
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥18,300  品切中
2006
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥30,510 品切中
2003
シャトー・ラ・フルール・ペトリュス
¥33,300 品切中

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
 ポムロールの丘の東側、ラ・フルールとペトリュスの間(これが名前の由来)という、数々の最高のシャトーがあるところに位置するラ・フルール=ペトリュスは、極上のポムロールの1つに違いない。有名なジャン=ピエール・ムエックス社がここを買収したのは1952年で、ブドウ畑は大惨事の冬の凍結でほぼ壊滅状態になった1956年の後、全面的に植え替えられた。ラ・フルール=ペトリュスのワインは、ペトリュス、トロタノワ、ラトゥール・ア・ポムロールといったムエックス社のほかのポムロールに比べ、重みと舌触りの面で軽さがあるが、ワイン通は、しなやかでなめらかな、絹のような舌触りとエレガンスゆえにこれを高く評価している。早く飲み頃になるのが普通で、ヴィンテージの5年ないし6年後には飲めるようになる。最近のヴィンテージはとても上質なワインを生産しているが、私はその品質がもっと高くなり得るし、またそうなって当然だと考えずにいられない。そして、それが現れつつあるようだ。クリスティアン・ムエックスがこのシャトーの品質レベルを押し上げようとしていることを、読者の方々は認識すべきである。そのために彼は、以前ル・ゲイが所有していた古樹の最良の区画を買い取り、畑においてもセラーにおいても、選別をより厳格にした。ワイナリーそのものも、改修がほどこされた。ラ・フルール=ペトリュスの最上のワインは、1998年から生産され始めたばかりである。
 
~一般的な評価~
 このシャトーの評判は常によいのだが、1960年代終わりから1990年代半ばにかけての出来は格別とは言えない。しかし、1995年からここのワインはよくなってきた。
 
平均年間生産量:5万本
畑 面積:13.4ha、平均樹齢:35年、植樹密度:6250本/ha、平均収量:39hl/ha
育て方:発酵とマセレーションは温度管理されたコンクリートタンクで20~24日間。熟成は毎年3分の1ずつ更新される樽で20ヶ月。清澄するが、濾過はしない。
ブドウ品種:メルロー85%、カベルネ・フラン15%
所有者:SCシャトー・ラ・フルール=ペトリュス