2015 ラ・レゼルヴ・ド・レオヴィル・バルトン


La Reserve de Leoville-Barton

格付け2級レオヴィル・バルトンのセカンドラベル。
シャトーの若木からとれたブドウを使用。セカンドながらも高いカベルネ・ソーヴィニヨン比率で手摘みで収獲、発酵を行った後16〜18ヶ月の樽熟成を行います。
熟した赤系果実に加え、わずかにさわやかなミントの香り。口に含むと清涼感を感じる鮮烈な酸味とやわらかいタンニンが魅力的。力強さと優美さをそなえ、完成度が高いながらも親しみやすいワインです。

ヴィンテージ 2015
原産国 フランス
産地 ボルドー
地域 メドック
アペラシオン サンジュリアン
格付 セカンドワイン
生産者 シャトー・レオヴィル・バルトン
容量 750ml
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロー22%、カベルネ・フラン8%
味わい フルボディ
アルコール度数 13.0%

ラス・カーズ侯爵のレオヴィル畑の一部を1821年に3つに分割した時にバルトン氏が購入したシャトーです。バルトン一族は、1855年の格付け以来、変わらず同じシャトーを所有する所有者の中では最も古い家系。伝統的な醸造法で発酵槽も木製を使用。力強く芳醇で、骨格のしっかりしたワインが特徴で、近年はより洗練されたワインになっています。
 

 
メドック格付け第2級のレオヴィル・ラス・カーズ、レオヴィル・ポワフェレ、レオヴィル・バルトンという3つのシャトーはかつて1つの領地でしたが、1826年にワイン商人のヒュー・バルトン氏がその一部の畑を購入、現在のレオヴィル・バルトンが誕生しました。レオヴィル・バルトンはシャトーを所有していない為、醸造は同じくバルトン家が所有する隣のシャトー、ランゴア・バルトンで行われています。

1854年ヒュー氏の没後も代々シャトーを所有し続けたバルトン家。1924年、シャトーを引き継いだロナルド・バルトン氏は戦争により一度はフランスを離れますが、1945年の終戦と共に再びフランスへ戻り、本格的なワイン造りを開始しました。1983年、シャトーを引き継いだロナルド氏の甥であるアントニー氏は、徐々に醸造設備を整え、温度管理に至るまで注意を払った最新の醸造技術を取り入れて、品質の向上を目指しました。その結果、アントニー氏は2007年デキャンタ誌のマン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれています。