2002 シャトー・ムーラン・サン・ジョルジュ


Chateau Moulin Saint.-Georges

南東向きのシャトー・オーゾンヌと道を挟んですぐ向かいの西向き斜面に畑があり、粘土石灰質という土壌も同じで、醸造はシャトー オーゾンヌと同じチームが担当しています。
オーゾンヌのジュニア版的なワインです。
 
マセラシオンは温度管理されたステンレス槽で21~28日間行われます。マロラクティック発酵と熟成はオークの新樽にて15~18ヶ月間実施。新樽の比率はヴィンテージによって変動はあるものの85%~100%と非常に高いのが特徴です。こうして造られるワインは、黒系果実の甘く優雅なアロマ漂う、力強くもエレガントなスタイル。濃縮したブドウのエキスが味わいにコクと奥行を与え、高い新樽率がもたらすスモーキーなニュアンスが全体引き締めています。タンニンはしっかりとしていながらも、肉厚な果実味が包み込むように喉を流れ、エレガントな余韻へと導いてくれます。
 
濃い色調で甘い黒スグリやスミレの華やかな香り。黒系果実に加えてバニラやシナモンのニュアンス。非常に余韻が長く、飲み頃を迎えています。

ヴィンテージ 2002
原産国 フランス
産地 ボルドー
地域 サン・テミリオン
アペラシオン サン・テミリオン グラン・クリュ
生産者 シャトー・ムーラン・サン・ジョルジュ
容量 750ml
ぶどう品種 メルロー、カベルネ・フラン
味わい フルボディ
アルコール度数 13.0%