2012 シャトー・レオヴィル・ポワフェレ


Chateau Leoville-poyferre

80haを所有し、3つのレオヴィルの中でも特に多様な土壌に恵まれています。他二つにくらべメルロの比率が高く、その分早くから楽しめる傾向があります。
黒系果実の香り豊かで上品かつ複雑。10年の熟成を経てタンニンがなめらかにほどけています。余韻にはチョコレートのようなコクがあり、長く続きます。

ヴィンテージ 2012
原産国 フランス
産地 ボルドー
地域 メドック
アペラシオン サンジュリアン
各付 第二級
生産者 シャトー・レオヴィル・ポワフェレ
容量 750ml
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニョン62%、メルロー32%、プティ・ヴェルド6%
味わい フルボディ
アルコール度数 13.0%
ワインアドヴォケイト  92+


 
シャトー・レオヴィルの歴史は1638年まで遡ります。いく度の遺産分割・相続をへて、1840年現在のレオヴィル・ポワフェレが誕生。1855年にはメドックのワインを対象とした格付が作成され、ポワフェレは栄えある第2級の認定を受けました。ほまれ高きアペラシオン・サンジュリアンに位置し、多様な礫質のテロワールを有するそのブドウ畑からは、芳醇かつ複雑な味わいのワインが生まれます。1920年、現オーナーであるキュヴリエ家がシャトー・レオヴィル・ポワフェレ(58ヘクタール)およびシャトー・ムーラン・リッシュ(22ヘクタール)の所有権を取得しました。ムーラン・リッシュの畑は1885年に整備され、形成年代のさらに古い礫質の台地上に地続きに広がっています。しなやかなタンニンをふくみ、若い段階から親しみやすく、サンジュリアン特有のバランスとエレガンスは健在です。