Vini Viti Vinci

ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ

フランス:ブルゴーニュ(アヴァロン)

ニコラ・ヴォーティエが「ヴァン・ナチュールの聖地」のひとつ、トロワのワイン・ショップ&バー“Aux Crieurs de Vin”で15年勤務したあと、アヴァロン村で始めたマイクロ・ネゴシアン。ニコラは、シャンパーニュやシアトル近郊のワイナリー、及びフィリップ・パカレとドメーヌ・サーブルでも栽培醸造経験を積んできた。ブドウは、北ブルゴーニュ各地に点在する、有機栽培またはリュット・レゾネの老農家から購入し、初ヴィンテージは2009年。セラーには台形の木製開放槽を所有し野生酵母のみで発酵。亜硫酸添加は瓶詰め時10mg/Lのみで、補糖も行わない。彼の高い志が生むピノ・ノワールは、AOCブルゴーニュですら時にヴォーヌ・ロマネのニュアンスさえ帯びる柔らかな香りを帯び、ピュアなエキスが満ちる。イランシーのピノ・ノワールは、大半が樹齢45年以上の古木。白ワインも多くは小樽発酵と、小樽熟成を経る。影響を受けた醸造家は、ピエール・オヴェルノワ、マルセル・ラピエールほか。まことに腕と勘が冴える、天性の醸造家である。
 

 
ブドウの購入先は、シャブリ、アヴァロン、ヴェズレの有機栽培の造り手や、長年誠実な栽培をしてきた老人の栽培家などから。除草剤を使わず、小さな機械による深耕で栽培されたブドウを購入する一方で、またモンタネなど、ヨンヌ県の複数のビオロジック・ワインの造り手から、ブドウを分けてもらっています。もちろんのこと野生酵母だけで発酵させ、補糖なしでSO2を使用せず、醸造しています。
 

 
醸造について
[白ワイン]
空気圧式プレスにて圧搾後、半分はタンク、残りの半分はブルゴーニュ樽内で醗酵。澱とともに 8〜10ヶ月間熟成、夏に澱引きを行い、1〜3ヶ月間タンクでアッサンブラージュ。ビン詰めの際に10mg/Lの亜硫酸を添加。
[赤ワイン]
手収穫。畑にて、厳しい選果を行い、20kgのケースに入れて大切に運搬。
全房、24℃以下で15〜22日間マセレーション。週に2.3度、軽くピジャージュを行い、木製の垂直式プレスで圧搾。
228、500、600、800Lの古樽で 6〜9ヶ月間熟成。自然に澱を沈め、ビン詰めの際に10mg/Lの亜硫酸を添加。

Blanc
2019 ブルゴーニュ・アリゴテ
¥2,730  品切中
2019 コトー・ブルギョン・ブラン ア・ジェジェ
¥2,730  品切中
Rouge
2018 ブルゴーニュ・ルージュ・レ・ルカン
¥2,730  品切中
2018 ブルゴーニュ・クランジュ・ラ・ヴィヌーズ・シャンヴァン・ルージュ
¥3,080  品切中
2019 ブルゴーニュ・エピヌイユ・ヴァル・ノワール
¥3,890  品切中
2018 イランシー ラ・クロワ・ビュテックス
¥4,580  品切中
2019 イランシー レ・ヴィエイユ
¥4,230  品切中
2019 イランシー レ・ロンズロ
¥4,760  品切中