Vina Errazuriz

ヴィーニャ・エラスリス

チリ

 
1870年創業、135年以上の歴史を誇る名門、ヴィーニャ・エラスリス。「世界で最も優れたカベルネを生み出す」という 、“カベルネの聖地”アコンカグア・ヴァレーをほぼ独占所有する。「テロワールを尊重し、自社畑の葡萄から、洗練されたエレガントなワインを生む」という、創業者、ドン・マキシミアーノ・エラスリスの哲学を継承。エステート(ドメーヌ)としての在り方にこだわり続けてきたエラスリス。1980年代後半から、世界的にチリワインに対する需要が高まるにつれ、大手ワイナリーが「大量生産による廉価なワイン」の輸出増を図るなか、エラスリスはチリのどのワイナリーにも先駆け、「ミシュランの星に認められる高品質ワイン」を造り続けてきた。その結果は今日、世界を驚かせるほど圧倒的なウルトラ・プレミアムワイン、「ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・レゼルヴ」。そして、チリにおける、これまでのプレミアムワインのレベルを遥かに超えた、“チャドウィック家の傑作”、「ヴィニエド・チャドウィック」の誕生。2004年1月、リッツ・カールトン・ベルリンにてヨーロッパを代表するジャーナリスト、トップソムリエ等36名が会し行われた世紀のブラインド・テイスティング。誰もがその勝利を確信していたシャトー・マルゴー、ラトゥール、ラフィット等の予想を裏切る形で、見事ナンバー1に輝いたのは、エラスリス・ヴィニエド・チャドウィック2000。エラスリスのカベルネの秀逸性を世界に証明した。
 
Blanc
2016 アコンカグア・コースタ ソーヴィニョン・ブラン
¥3,460   品切中
2017 アコンカグア・コースタ シャルドネ
¥3,460  品切中
2014 ラス・ピサラ シャルドネ
¥9,570  品切中
Rouge
2016 アコンカグア・コースタ シラー
¥3,640  品切中
2017 アコンアグア・コースタ ピノ・ノワール
¥3,460  品切中
2018 ラス・ピサラ ピノ・ノワール
¥13,900
2015 ドン・マキシミアーノ・ファウンダース・リザーブ
¥9,100  品切中


 
マックス・レゼルヴァ・ソーヴィニョン・ブラン
Max Reserva Sauvignon Blanc(Aconcagua Valley)
[白:辛口]
ぶどう品種:ソーヴィニョン・ブラン100%
フンボルト寒流が流れる太平洋から12kmと近いアコンカグア・コースタは、カサブランカ・ヴァレイより平均積算温度が約280度少なく、朝晩の寒暖差が大きいクール・クライメットの畑。表土から約30cmの深さにスレート状のシストの岩盤があり、岩盤上に粘土質のローム層が堆積する土壌。「ピサラ(Pizarra)」と呼ばれるシストの岩盤層は、ローヌ地方やプリオラートでも見られる母岩で、砕けやすく排水性に優れ、葡萄の根が割れた岩の隙間からさらに地中深く伸び、豊富なミネラルを吸収しやすい。年間降水量は約350mmと少なく、冬期のみ雨が降る。フレッシュで爽快感があり、細やかで豊富な酸とミネラルをもつワインが特徴。フレッシュな酸を保つため、早朝の涼しいうちに手摘みによる収穫を行う。厳しい選果後、除梗し圧搾。ステンレスタンク内で12-15度の低温醗酵。シュール・リーで3ヶ月間熟成し、ソフトなテクスチャーと程良いボリューム感をワインに与える。ライトイエロー。アロマティックで濃厚な香り。ライム、シトラス、グレープフルーツにグリーン・チリペッパーのようなハーベイシャスな印象もあり、清々しく華やか。テロワールの特徴でもあるミネラルが綺麗に味わいを形作る。ソフトで程良い厚みがありながら、余韻には爽快感のある酸味とフレッシュ感が長く残り、果実そのものの美しいジューシーさが広がる。
 
マックス・レゼルヴァ・シャルドネ
Max Reserva Chardonnay(Casablanca Valley)
[白:辛口]
ぶどう品種:シャルドネ100%
カサブランカ・ヴァレイのラ・エスクルトゥーラ・エステートは太平洋を流れるフンボルト寒流の影響を受け、夏でも最高気温26℃ぐらいと涼しい。全体の95%に全房圧搾。発酵にはステンレスタンクとフレンチオークを使用。(14-24度)全体の1/3は自然酵母による発酵。MFL。シュール・リーで10ヶ月間寝かせる。
 
アコンカグア・コースタ・ソーヴィニョン・ブラン
Aconcagua Costa Sauvignon Blanc (Aconcagua Costa Valley)
[白:辛口]
ぶどう品種:ソーヴィニョン・ブラン100%
引き締まった酸と精妙なミネラル、華やかな気品ある透明感に包まれたソーヴィニョン・ブランの純粋な美を愉しむ。グレープフルーツやタンジェリンなどの清冽でエレガントな伸びやかな香りに、パッションフルーツやほのかなフレッシュハーブのニュアンスも加わる。キレのある力強い味わいに、引き締まった酸と精妙なミネラルが与えるワインの緊張感やフレッシュ感が見事にバランスし、長い余韻へと続く。
 
アコンカグア・コースタ・シャルドネ
Aconcagua Costa Chardonnay (Aconcagua Costa Valley)
[白:辛口]
ぶどう品種:シャルドネ100%
天然酵母に由来する複雑な香り、熟した果実の柔らかさと酸とミネラルの絶妙なバランス。2013年度「チリ最優秀シャルドネ」に選ばれたアコンカグア・コースタ・シャルドネ。熟した柑橘系の果実、リンゴ、洋ナシの香りに、木樽からの上品なトースト香やビスケットのような複雑な香りが楽しめる。完熟したまろやかな果実味。バランスのとれたしなやかな酸と細やかだが力のあるミネラルが伸びやかに広がり、長い余韻へと続いてゆく。
 
ラス・ピサラ・シャルドネ
Aconcagua Costa Las Pizarras Chardonnay (Aconcagua Costa Valley)
[白:辛口]
ぶどう品種:シャルドネ100%
ブルゴーニュのようなテロワールの表現に注目し、チリ初となるシャルドネ100%のプレミアムワインとして初リリースされたのがこの「ラス・ピサラ」。アコンカグア・コースタの中でも特にシスト土壌が多く、また標高が高く冷涼な区画のシャルドネを使用し、100%全房圧搾、熟成は新樽比率20%、1年使用樽50%、2~3年使用樽30%のフレンチオークで14カ月行い、ブドウとテロワールの持つ個性を存分に引き出しています。花、ドライフルーツといったエレガントな香りが広がり、落ち着いた表情のレモン、オレンジなどの柔らかいシトラス風味が感じられる、素晴らしいシャルドネに仕上がっています。
 
 
マックス・レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニョン
Max Reserva Cabernet Sauvignon (Aconcagua Valley)
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン88%、カベルネ・フラン12%
これぞアコンカグア・カベルネの実力が結集した1本。砂利や砂質の多いさらりとした粘土質で、水捌けが良いため、自然と低収量となり、エレガントな複雑味に富んだ葡萄となり、芳香の豊かな凝縮されたフルーツ感を持つワインに仕上がる。全体の66%をフレンチオーク、34%をアメリカンオークで15ヶ月間熟成。
 
マックス・レゼルヴァ・カルメネール
Max Reserva Carmenere (Aconcagua Valley)
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カルメネール
砂質のローム層土壌。乾燥した暑い夏が特徴の地中海性気候を持つが、午後からアンデス山脈から吹き下ろす強い風が、日中の暑さを和らげる。さらに、朝晩の大きな寒暖差によって葡萄の成熟はゆっくり進むため、酸をしっかりと保ちやすい。豊富な日照量と高い積算温度、晩熟のため長いハングタイムを必要とするカルメネールは、年間降水量が約250mmと極めて少なく、葡萄の生育期に雨の降らないアコンカグア・ヴァレイが世界で最も理想的な気候条件にある。そのため、一般的には青みや酸が低めとなりやすい品種だが、アコンカグア・ヴァレイでは、葡萄はタンニンまでしっかりと熟し、且つ、酸も高いレベルで保たれる。手摘みによる収穫。厳しいダブル選果。ステンレスタンク内で26〜28℃でアルコール醗酵し、定期的にポンピングオーバーを行う。発酵後もすぐに搾らず、果皮とコンタクトさせたまま13〜32日間マセラシオンを行いタンニンや色調の最適な抽出を行う。全体80%をフレンチオーク、20%をアメリカンオークで12カ月間樽熟成(新樽使用率20%)色調は濃いバイオレット。スパイス、黒系の果実の香りに黒コショウ、オークに起因するトースト香。シルクのように滑らかで伸びやかな質感。官能的でジューシーなワイン。タンニンはソフトでワインには大らかな余裕が感じられ、同時に、極めて凝縮度の高いシリアスさを合わせ持つ。
 
マックス・レゼルヴァ・シラー
Max Reserva Syrar (Aconcagua Valley)
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:シラー82%、カベルネ・ソーヴィニョン18%
1992年、チリで初めてシラーが植樹されたMAXIの畑。日差しが強い痩せた斜面からは、黒い果実や動物的なアロマとパワーが特徴。フレンチ&アメリカンオークで、12ヶ月間熟成する。力強く凝縮したシラーにエレガンスを与えるため、18%のカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしている。
 
アコンカグア・コースタ・シラー
Aconcagua Costa Syrar (Aconcagua Valley)
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:シラー100%
コート・ロティの同じシスト土壌から柔らかく清楚な果実味。細やかで美しい酸と繊密なミネラル感、クール・クライメットのエレガント・シラー。明るく輝きのあるヴァイオレットレッドの色調。ラズベリーやチェリー、ブルベリーなどの赤系や黒系の果実に、スミレの花、ローズマリー、ブラックペッパーのスパイス、お香などの複雑な香り。冷涼地のシラーらしく、ピュアな果実味と酸、繊密で繊細なタンニン。艶やかで流麗な質感、極めてエレガントなワイン。
 
アコンカグア・コースタ・ピノ・ノワール
Aconcagua Costa Pinot Noir (Aconcagua Valley)
[赤:ミディアムボディ]
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
熟したベリー系の香りにバラや牡丹などの上品なフローラル香が印象的。冷涼気候を思わせるしなやかなタンニン。エレガントに進化したアコンカグア・コースタのピノ・ノワール。熟したブラックチェリー、ラズベリーや苺などの果実の香りにバラや牡丹などのフローラル香が印象的。クローヴやカルダモンのような複雑なスパイスのニュアンスを伴って層をなすように広がる。滑らかな質感。ふくらみのあるソフトな果実味。伸びやかな酸味に冷涼なミクロクリマを想わせるようなしなやかなタンニンが上品。
 
ラス・ピサラ・ピノ・ノワール
Aconcagua Costa Las Pizarras Pinot Noir (Aconcagua Valley)
[赤:ミディアムボディ]
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
ブルゴーニュのようなテロワールの表現に注目し、チリ初となるピノ・ノワール100%のプレミアムワインとして初リリースされたのがこの「ラス・ピサラ」。アコンカグア・コースタの中でも特にシスト土壌が多く、また標高が高く冷涼な区画のピノ・ノワールを使用し、全体の20%を全房発酵、熟成は新樽比率50%のフレンチオークで14カ月行い、ブドウとテロワールの持つ個性を存分に引き出しています。野生のイチゴやバラ、そして繊細なハーブに、フレッシュなラズベリーの風味が感じられる、美しく優雅、それでいて複雑な表情を持つ、素晴らしいピノ・ノワールに仕上がっています。
 
ドン・マキシミアーノ・ファウンダース・リザーブ
Don Maximiano Founder’s Reserve(Aconcagua Valley)
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン78%、カルメネール10%、プチ・ヴェルド7%、シラー5%
ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・レゼルヴを味わうことなく、「世界最上のカベルネ」を知る術はない。ワイナリーが位置する斜面低部から、丘に向かって伸びる45度もの急斜面、とりわけ丘の中腹付近に位置する最高の区画から造られる。ファンダーズ・リザーヴは、夏の朝霧が覆い暑さを和らげ、午後には、太平洋から吹く風が日中高まった気温を和らげる、ミクロクリマに恵まれる。果実味、酸味のバランスを備えた、凝縮した世界最高峰のカベルネが生まれる。熟成には100%フレンチ&アメリカンオークの新樽を使用。18ヶ月の熟成を行う。
 
カイ
Kai (Aconcagua Valley)
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カルメネール96%、プチ・ヴェルド4%
2007年秋に新たにリリースされた、エラスリスから第4番目となるプレミアム・ワイン、“カルメネールの最高傑作”。葡萄の生育期の積算温度が1600度以上必要、かつ、カベルネ・ソーヴィニヨンより約1ヶ月長いハングタイムを要するカルメネールにおいて、昼夜の寒暖差が大きく、雨の少ないアコンカグアは、最も理想的な生育環境と言われる。カルメネールらしい独特な濃縮感は、決して濃厚すぎず、アコンカグアらしいエレガンスが表現され、タンニンのバランスも良い。熟成には100%フレンチ&アメリカンオークの新樽を使用。16ヶ月の熟成を行う。