2017 バローロ カスティリオーネ
ヴィエッティ


Barolo Castiglione
Vietti

ピエモンテ州クーネオ県カスティリオーネ村、バローロ村、ラ・モッラ村、ノヴェッロ村、モンフォルテ・ダルバ村の畑よりのブドウを使用。オークの木樽とバリックで39ヶ月間熟成。
輝く美しいルビーレッド色。完熟したチェリーやザクロ、野花やスパイスが全て混ざり合い、官能的で広がりのある印象的な個性と凝縮感を持つワイン。グラスに注ぐと時間と共に香りが立ち上り非常に魅惑的。開けて少し時間をおいてから飲むことをお勧めします。シチューやジビエ、ローストした赤身のお肉、熟成したチーズと相性が良い。

 
ヴィンテージ 2017
原産国 イタリア
産地 ピエモンテ
地域 バローロ
アペラシオン バローロ
生産者 ヴィエッティ
容量 750ml
ぶどう品種 ネッビオーロ100%
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.0%
 
 
創業者であるパトリアシュ・マリオ・ヴィエッティがワイン造りを始めたのは1919年彼の最大の功績は家族による小規模な商いを、ブドウ栽培とワイン生産の会社に拡大させたことでした。1952年、パトリアシュ・マリオの娘婿であるアルフレド・クッラードが自社畑からのブドウのみではなく、近隣の栽培農家からブドウを購入し高品質のワインを造り始めたことから、ヴィエッティ社は規模を拡大しました。そしてピエモンテ州において最も早くアメリカへワインを輸出したワイナリーとなったのでした。
現在では単一畑(クリュ)のブドウによるワインは決して珍しいものではありませんが、一昔前までは「突飛な」考え方とされていた単一畑(クリュ)ワインに関してもアルフレドはいち早く取り組んだ人物です。
また彼は「アルネイスの父」とも呼ばれていました。絶滅寸前であったこのブドウ品種によるワインをロエロ地区を代表する白ワインに押し上げたのも彼の功績と言えるでしょう。2002年には彼らの2つのワインがイタリアワイン評価本ガンベロ・ロッソにおいて「トレ・ビッキエーリ」を獲得。また現醸造家であるルーカ・クッラードがアメリカ、ワイン・スペクテーター誌において、イタリアワインの次世代を担う10人の一人に選ばれるなど今後の活躍がますます期待されています。フラッグシップワインのヴィッレロは2007年/2009年続けてパーカーポイント100点を獲得しています。