2020 バルベーラ・ダルバ トレヴィーニェ
ヴィエッティ


Barbera d'Alba Tre Vigne
Vietti

カスティリオーネ・ファッレット村のスカッローネ畑、モンフォルテ村のブリッコ・ラヴェーラ畑、カスティリオーネ・ティネッラ村のモンクッコ畑よりのブドウを使用。ブドウはそれぞれ別々に醸造される。大樽、バリック、ステンレスタンクで約12ヶ月間熟成。
色調はルビーレッド色、熟した赤いチェリーやヴァニラのアロマ、すみれの香りが特徴でバルベーラダスティに比べやや丸みのあるストラクチャー。弾けるような酸味、ソフトなタンニンが樽熟成の香りと相まって心地よい複雑さを醸し出す。チェリーを伴う余韻も長い。様々な料理に非常に合わせやすい。

 
ヴィンテージ 2020
原産国 イタリア
産地 ピエモンテ
地域 アルバ
アペラシオン バルベーラ・ダルバ
生産者 ヴィエッティ
容量 750ml
ぶどう品種 バルベーラ100%
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.0%
 
 
創業者であるパトリアシュ・マリオ・ヴィエッティがワイン造りを始めたのは1919年彼の最大の功績は家族による小規模な商いを、ブドウ栽培とワイン生産の会社に拡大させたことでした。1952年、パトリアシュ・マリオの娘婿であるアルフレド・クッラードが自社畑からのブドウのみではなく、近隣の栽培農家からブドウを購入し高品質のワインを造り始めたことから、ヴィエッティ社は規模を拡大しました。そしてピエモンテ州において最も早くアメリカへワインを輸出したワイナリーとなったのでした。
現在では単一畑(クリュ)のブドウによるワインは決して珍しいものではありませんが、一昔前までは「突飛な」考え方とされていた単一畑(クリュ)ワインに関してもアルフレドはいち早く取り組んだ人物です。
また彼は「アルネイスの父」とも呼ばれていました。絶滅寸前であったこのブドウ品種によるワインをロエロ地区を代表する白ワインに押し上げたのも彼の功績と言えるでしょう。2002年には彼らの2つのワインがイタリアワイン評価本ガンベロ・ロッソにおいて「トレ・ビッキエーリ」を獲得。また現醸造家であるルーカ・クッラードがアメリカ、ワイン・スペクテーター誌において、イタリアワインの次世代を担う10人の一人に選ばれるなど今後の活躍がますます期待されています。フラッグシップワインのヴィッレロは2007年/2009年続けてパーカーポイント100点を獲得しています。