2019 コッパー・ポット ピノ・ノワール
ソーン・ドーターズ


Copper Pot Pinot Noir
Thorne & Daughters 

妻、ターシャの実家が営むホテル専用に造られた正に「お食事と楽しむワイン」。
 
赤い果実や柑橘類の皮、柔らかなハーブのニュアンス、シナモンなど非常にアロマティック。 口に含むと美しい酸とふくよかで細かいタンニンがバランスよく口中に広がり、赤いベリーやレモンの皮などのニュアンスを伴いながら凝縮した果実味を存分に楽しめます。フィニッシュには乾いたスパイスと共に土の印象を感じられます。
 

 
【産地】オーヴァーバーグ地域の内陸の山間
【気候】冷涼
【土壌】粘土、頁岩、石英、砂岩、クオーツなどが入り組んだ層で鉄分などの鉱物類を多く含み変化に富む
【収穫】早摘みにより品種特性である酸をしっかり残す
【全房使用率】60~80%
【発酵】軽いパンチングダウンとポンピングオーバーにて優しく抽出しながら、野生酵母による自然発酵を促します。
【スキンコンタクト】18日間
【熟成】小さなフレンチオーク古樽にて9カ月間
ヴィンテージ 2019
原産国 南アフリカ
産地 ポット・リヴァー
地域 オーヴァーバーグ
生産者 ソーン・ドーターズ
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.8%
妻ターシャとともに自身のワイナリーを持つ場所を探し、世界中を旅したのち、満を持して2012年にウエスタンケープ・エルギンの地に居を据え、2013が初ヴィンテージとなった新しい生産者です。彼らの求める厳しい条件に合う畑からのブドウのみを使用して醸造しているため年産も5000本と非常に少量のブティックワイナリーです。 彼らは長いワインの歴史を持つこの地の自然に沿い、その個性を表現できるようなワイン造りを目指しているため、契約農家のブドウや購入するブドウは全て蔵から近い地域のものを採用し、 フレッシュな状態をキープしたまま醸造をスタートすることを心がけています。
 
それぞれの畑で、その収穫に最も適したタイミングを見極めることを重要視しています。また、アルコール度数の高いスタイルのワインは求めていないので、糖度バランスにも非常に気を使います。区 画ごとに収穫された葡萄は直ちに醸造所へ送られ、プレス後のジュースには酵母やSO2等の添加 は一切行いません。その後、状態に応じて228Lから600Lの樽(4~8年使用・ブルゴーニュ樽)に振り分けられマロラクティック発酵までを行います。醸造過程で新樽は一切使用しません。発酵が終わったことを確認後に少量のSO2を添加し、瓶詰されます。
 

 
 
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