2022 バレルファーメンティド  シュナン・ブラン
ステレンラスト


Barrel Fermented Chenin Blanc

Stellenrust

1964年植樹。畑はボタラリー・ヒルズの鉄分の多い土壌。「私たちは樹齢の古いブドウの木の管理人に過ぎない。我々はそのヴィンテージの果実をどう表現するのがベストかを知っている。」と、醸造責任者のターシャスは語る。
 
黄桃、アプリコット、パイナップル、洋ナシ、ヴァニラ、ナッツなどのオークの風味などの活き活きした香り。ステレンラストらしい明るい豊かな酸、果実味は濃厚でフルボディ。なめらかでリッチ、クリーミー、複雑さもある。余韻に酸味や香ばしいオークの風味がある。比較すると「オールドブッシュヴァイン・シュナンブラン」より更にボリューミー。ステレンラストらしい、古い樹齢のブドウ由来の濃厚な果実味と蜜のような甘みがしっかりした酸に支えられ、バランス良くまとまっている。シュナンブランの生産者は南アフリカに数あれど、この味の幅の広さはステレンラストしかない。「これぞ、ステレンラスト!」と言わんばかりの逸品。
 

1964年植樹のオールドブッシュヴァイン。そのヴィンテージの樹齢がすぐ分かるように毎年ボトルに樹齢の数字が入った立体的なワッペンが貼られている。2010年代後半に新しくフラグシップとして「アーティソンズ」シリーズが出来るまでは、このワインが同社のフラグシップであった。

ヴィンテージ 2022
原産国 南アフリカ
産地 ステレンボッシュ
地域 ステレンボッシュ
アペラシオン ステレンボッシュ
生産者 ステレンラスト
容量 750ml
ぶどう品種 シュナン・ブラン100%
味わい 辛口
アルコール度数 13.9%
輸入元 マスダ
 
南アフリカ・ステレンボシュ地区の名門。家族経営のワイナリーとしては、ブドウ畑だけで400haを所有し、ステレンボシュの中でも大きい方に入る。畑は2箇所あり、ヘルダーバーグとボタラリーの両地区にある。両方とも、ステレンボシュの中でも良質のブドウの取れる良い場所にある。白は特にシュナン・ブラン、赤はピノ・タージュ、シラーズとボルドー系品種が得意。