Sonoma Cutrer

ソノマ・クトゥラー

アメリカ:カリフォルニア

1973年、ブドウ生産者として創業。70年代末には特にシャルドネの質の高さで有名になりました。1981年に、当時オーナーのブリス・クトゥラー・ジョーンズ氏と、ワインメーカーのビル・ボネッティ氏らを中心にワイナリーを創設。カリフォルニア内ではいち早く先進技術を取り入れ、選果台による選果、果実を冷却する「クーリング・トンネル」の設置、ホールクラスター(房のまま、果梗を取り除かない状態)での丁寧なプレス、セラーでの温度・湿度管理などを実施。細部にまでこだわったソノマ・クトゥラーは特にレストランにおいて人気です。スタンダードクラスの「ロシアン・リヴァー・ランチズ・シャルドネ」はワイン&スピリッツ誌が毎年行っているアメリカにあるレストランへの人気調査“シャルドネ部門”において、過去24年間に22度も1位を飾るなど、「シャルドネのスペシャリスト」としての世界的な評価を固めています。

「ブドウにストレスを与え、収量を抑えて凝縮感のある果実を収穫する」という考えに基づいて畑を選定。2つのAVAに性格の異なる5つの自社畑を所有しています。それらの畑でとれた良質なブドウを「グラン・クリュ・プログラム」と呼ばれるソノマ・クトゥラーが独自に定めた高品質のワイン造りのための基準に基づき、丁寧に醸造。その結果、凝縮した果実味とキレのある酸、クリーンな味わいを備えたワインが仕上がります。
 

【グラン・クリュ・プログラム】
1. ザ ハーベスト(収穫)
収穫は手摘みで行い、一旦冷却室に運んで4-5度にブドウを冷やした後、再度選果台で選り分けます。
2. ザ・プレス(圧搾)
圧搾は水平式圧搾機、ソフトプレスで行いフリーランの果汁のみを摘出。その中でさらにソノマクトゥラーのワインのスタイルに合ったものだけを発酵にまわします。
3. ザ・バレル・プログラム(樽)
全てのワインを樽で発酵、熟成を行っているソノマ クトゥラー。ワインのスタイルに合ったオーク樽を入手するため専任の鑑定士を雇い、フランス中部の森へ派遣。生木の状態で買い付け、3年がかりで理想の状態の樽に仕上げてから輸入しています。
4. ザ・グランド・セラー
セラーがあるワイナリーの地下全面に水を通すことで気温8度、湿度90%という状態を保っており、その中でワインはゆっくりと熟成します。

 

Blanc
2013 ロシアン・リヴァー・ランチズ・シャルドネ
¥3,290  品切中
2011 レ・ピエール
¥5,100  品切中
Rouge
2013 ピノ・ノワール
¥5,450  品切中