2021 ガイザーヴィル
リッジ・ヴィンヤード
Geyserville
ガイザーヴィルは、アレキサンダー・ヴァレーの自社畑から収穫されるジンファンデルを主体にして造られたワイン。ガイザーヴィルの畑では、樹齢125年をこす樹木をはじめ、リッジの育てるブドウの中で最も古い樹が植えられており、日中の気温が高く、夕方に吹くそよ風と朝に畑を覆う霧という理想的な環境と水はけがよくワインにミネラル感を与える、大きな石が含まれた砂利混じりのローム土壌で、ジンファンデルとその他の補助品種が育てられています。
風味が何層にも折り重なったエレガントな味わい。リッジが造るワインの中でも最も長寿で、10年以上の熟成を経て尚、均衡の取れた美しい姿を見せてくれる逸品です。
外観は深みのある紫がかったルビー色。グラスからは熟したプラム、ブラックベリーの香りにミント、甘草、クローブのニュアンス。凝縮した果実味に加え、ハッキリとした力強いタンニンからは熟成のポテンシャルの高さが感じられます。余韻は非常に長く、圧倒的なスケールを感じる官能的な味わいです。

ヴィンテージ | 2021 |
原産国 | アメリカ |
産地 | カリフォルニア |
地域 | ソノマ |
アペラシオン | アレキ・サンダー・ヴァレー |
生産者 | リッジ・ヴィンヤード |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ジンファンデル76%、カリニャン16%、ペティト・シラー6%、アリカンテ・ブーシェ1%、マタロ1% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.8% |
ワインスペクテーター | 93 |
輸入元 | 大塚食品 |
リッジ・ヴィンヤーズは、米国カリフォルニア州を代表する名門ワイナリーで、1986年に大塚製薬株式会社が取得。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けています。
ワイン造りのアプローチは、伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において極力自然なプロセスを導いてやるというもので、不世出の天才醸造家にしてリッジの象徴でもある総帥ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも、創立以来一貫してこだわり続けており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されてます。
