2023 エステート ピノ・ノワール
ポール・クルーバー
Estate Pinot Noir
Paul Cluver
畑の標高は280-400m、北東斜面と南側斜面がある。植樹は古いものが1989年で若いものは2015年。樹齢は2-29年。主要土壌はBokkeveld Shale(ボッケベルド・シェール:頁岩)で、その下には粘土の層がある。ブルゴーニュ・クローンは667、113、115、777を使用。収穫は2/9から3月16日まで。明け方前の真っ暗な午前3時から収穫をスタート。涼しい時間帯に収穫することによりブドウに大切な酸を維持している。収穫後、破砕、6-8日冷却し、発酵はナチュラルに始まり、一部は酵母も加えている。発酵中は1日2回手でパンチダウン。発酵後はフレンチオークに入れてマロラクティック発酵を経て12か月熟成。新樽27%、残りは2年目、3年目、4年目の樽を使用。生産量30,000本。ヴィンテージ+7-8年前後。
赤系、黒系果実、土、スパイスなどの香り。フレッシュでな豊かな酸、渋み、ボディは柔らかく滑らか。果実のジュースはとても綺麗でシルキーなタッチ。心地良い滑らかさがこのヴィンテージの長所。土の風味が豊かでほんのりとオークの風味が漂う。開けたてより時間の経過を経てより綺麗になっていく。開封から2-5日くらい時間をかけて飲むのをおすすめする。酸がしっかりしているので様々な幅広い料理に合わせやすい。

ヴィンテージ | 2023 |
原産国 | 南アフリカ |
産地 | エルギン |
地域 | エルギン |
アペラシオン | エルギン |
生産者 | ポール・クルーバー |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール100% |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | マスダ |
ポールクルーバー・ワイナリーは、南アフリカ・ケープタウン周辺では平均気温が最も低いエルギン地区にあります。ここは、フランス・ブルゴーニュ地方とほぼ同じ気候で涼しく、その為ワイン用のブドウがゆっくり成長し、良質のブドウが採れる地域として知られています。同社はエルギンのパイオニアとして、「エルギン=ブランド地区」にした立役者で、最近も「南アフリカで最も急速に伸びているワイナリーのトップ10」、「ベストバリュー・ワイナリーのトップ10」、「最もエキサイティングで大発見のトップ10」に選ばれました(Wine Report 2007 by Tom Stevenson)。
また、国際的に有名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏からも「南アフリカの優秀なワイナリー」として高い評価を得ています。
また、国際的に有名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏からも「南アフリカの優秀なワイナリー」として高い評価を得ています。

ポールクルーバー・ワイナリーは、家族経営でワインを造っています。オーナーのポールクルーバー氏は、「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトにしています。ワイン造りの工程は、ひとつひとつ丁寧な手作業で行われています。ワインの熟成に使用するオーク樽は、フランスの5社から取り寄せ、それぞれの特徴を活かし、組み合わせることによってワインに複雑みも表現するほどのこだわり様です。
