2022 エステート・シャルドネ
ポール・クルーバー
Estate Chardonnay
Paul Cluver
古いものは1987年に植樹、若い木は2016年に植樹。樹齢2~31年。畑の標高は280~350m。土壌は、ボックヴェルドシェール(頁岩)で下には粘土の層がある。斜面は東向き、南東向き、南南西向きの斜面。収穫後、フレンチオークに入れて天然発酵。新樽33%、他は2年目、3年目、4年目の樽を使用。全体の38%をマロラクティック発酵。他はフレッシュさと酸をキープするためMLFはしない。澱が入ったまま9か月熟成。
レモン、ライム、グレープフルーツなどの柑橘類、ストーンフルーツ、花やヴァニラ、アーモンドフレーク、オーク樽の風味。フレッシュで豊かな酸、ミネラル、程よく濃厚でクリーミー。エルギンらしいしっかりした酸が豊かな果実味を包み込み、オークの風味も含めて素晴らしいバランスを保っている。冷やし気味でフレッシュに飲むのも良し、温度を上げてやや濃厚な味わいで楽しむのも良し、温度によって様々に表情を変えることが出来る。中盤から後半にかけて何層にも感じられる複雑味もあり、エレガントで洗練された美しいシャルドネ。

ヴィンテージ | 2022 |
原産国 | 南アフリカ |
産地 | エルギン |
地域 | エルギン |
アペラシオン | エルギン |
生産者 | ポール・クルーバー |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シャルドネ100% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | マスダ |
ポールクルーバー・ワイナリーは、南アフリカ・ケープタウン周辺では平均気温が最も低いエルギン地区にあります。ここは、フランス・ブルゴーニュ地方とほぼ同じ気候で涼しく、その為ワイン用のブドウがゆっくり成長し、良質のブドウが採れる地域として知られています。同社はエルギンのパイオニアとして、「エルギン=ブランド地区」にした立役者で、最近も「南アフリカで最も急速に伸びているワイナリーのトップ10」、「ベストバリュー・ワイナリーのトップ10」、「最もエキサイティングで大発見のトップ10」に選ばれました(Wine Report 2007 by Tom Stevenson)。
また、国際的に有名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏からも「南アフリカの優秀なワイナリー」として高い評価を得ています。
また、国際的に有名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏からも「南アフリカの優秀なワイナリー」として高い評価を得ています。

ポールクルーバー・ワイナリーは、家族経営でワインを造っています。オーナーのポールクルーバー氏は、「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトにしています。ワイン造りの工程は、ひとつひとつ丁寧な手作業で行われています。ワインの熟成に使用するオーク樽は、フランスの5社から取り寄せ、それぞれの特徴を活かし、組み合わせることによってワインに複雑みも表現するほどのこだわり様です。
