2022 ギプスコイパー・シュペートブルグンダー
クランプ


Baden Gipskeuper Spatburgunder

Klumpp

鮮やかな赤色の外観。小さな赤系果実のチャーミングなアロマに、スミレやハーブのニュアンスが広がります。口に含むと豊富な果実味に綺麗な酸味が溶け合い、優雅な骨格を構築。爽やかなタンニンと洗練されたミネラル感が最後の余韻へと導きます。
 
 
畑は、鉄分を含んだ赤い表土が特徴の、ミネラルを豊富に含むギプスコイパーと呼ばれる重い石膏質泥土岩の土壌。平均樹齢30年のブドウ樹が日照量の多い高台で栽培され、日中暑く、夜間涼しい気候です。風の影響も受ける立地のため、この畑のブドウから造られるワインには、力強くスパイス感がありつつもエレガントな軽やかさが備わっています。早い段階で除葉を行い、理想的な日照量と適度な風通しを確保。房の数を調整し収量を抑えています。収穫は手摘みで実施。収穫したブドウに負荷をかけないよう、機械は使わずに重力を用いて運搬します。ワインのストラクチャー、アロマ、色味のバランスを取るため、7%はセニエ法を採用し、3日間の低温浸漬を含めて、小型の発酵槽で約14日間浸漬。1日に2回ピジャージュを行い、その後、2~4年目のフレンチオークで14カ月間熟成します。

 
ヴィンテージ 2022
原産国 ドイツ
産地 バーデン
地域 バーデン
アペラシオン バーデン
生産者 クランプ
容量 750ml
ぶどう品種 シュペートブルグンダー100%
味わい ミディアムボディ 
アルコール度数 13.0%
輸入元 エノテカ
 
農法:ビオディナミ
 

1983年、ウルリッヒ・クランプ氏とマリエッタ・クランプ氏夫妻がガレージワイナリーとして創業し、現在は、長男のマルクス氏が醸造責任者、2010年には次男のアンドレアス氏が栽培責任者としてワイナリーを運営しています。
 
オーガニックなワインメイキングを通じて高品質なワインを生み出す彼らは、2014年、ドイツのワインガイド『アイヒェルマン』にて、アウフシュタイガー・デス・ヤーレス(ライジング・スター・オブ・ザ・イヤー)を受賞しました。2020年には、『アイヒェルマン』の4つ星生産者に選出されるだけでなく、ゴ・エ・ミヨのドイツワインガイドにてフィーア・トラウベン(ブドウ4房)評価も獲得。