Inglenook

イングルヌック

アメリカ:カリフォルニア
 

イングルヌック・ヴィンヤードはグスタフ・ニーバムによって 1879 年に設立されました。フィンランド人であるグスタフは巨大な富を活用し、ナパにヨーロッパのブドウの苗を持ち込みました。その後、伝説のジョン・ダニエルの指揮の下、数十年かけて最も高い評価を得る事になるワインを造り上げました。しかし、フランシス・コッポラとエレノア夫人が 1975 年に敷地の一部を購入する頃は、イングルヌックの名前も売却され、ワイナリーとしても崩壊していました。コッポラ夫妻は 20 年をかけて売却されてしまった畑を徐々に買い戻し、醸造設備にも投資をし、歴史あるイングルヌックのシャトーを改築しました。イングルヌックは現在、昔と同じワイナリーに再現され、再びアメリカの偉大なワイナリーへと復活しました。
そして、2011 年 4 月、フランシス・フォード・コッポラはナパの象徴的なワイナリーである「イングルヌック」の商標権をザ・ワイン・グループより取得しました。これ以降、ナパ・ヴァレーの著名なワイナリーであるルビコン・エステートは、歴史ある名称「イングルヌック」として生まれ変わります。
 

 

Rouge
2016 イングルヌック ルビコン
¥29,100
2015 イングルヌック ルビコン
¥29,100  品切中
 
 

Francis Ford Coppola

 
 

Philippe Bascaules

2011年から、フランスのボルドー一級シャトーの一つ、シャトー・マルゴーのディレクター、故ポール・ポンタリエの下で 20 年間以上キャリアを積んだ醸造家フィリップ・バスコールがイングルヌックの醸造を担当しています。バスコールは農業学の学位を持ち、モンペリエの大学院で醸造学を専攻しました。そして、2017 年 3 月からは、フィリップ・バスコールがシャトー・マルゴーのマネジング・ディレクターとイングルヌックのディレクター・オブ・ワインメーキングを兼任します。
イングルヌックのフラッグシップ・プロプライアタリー・ワインである「ルビコン」の名称は引き続き継続し、オールド・ワールド・スタイルでワイン造りをしてきたバスコールが、この偉大なニュー・ワールド・ワイン「ルビコン」に献身する醸造チームを引率します。バスコールは、ポムロールの著名な醸造コンサルタント、ステファン・デュルノンクールとコンタクトを取りながらワイン造りを進めて行きます。