2022 シュヴェルニー・ルージュ
エルヴェ・ヴィルマード


Cheverny Rouge

Hervé Villemade

土壌:粘土質、シレックス。全房醗酵で2週間マセレーション。木製タンク、コンクリートタンク、228L樽で6ヶ月間熟成。
 
軽やかさと、しっかりと熟した果実味が共存するワイン。ピノ・ノワールがシルキーなタンニンとリコリスのような香りを、ガメイがフレッシュな後味を与える。気軽なワインバーだけでなく、レストランなど、様々な場面で、楽しめるワイン。

ヴィンテージ 2022
原産国 フランス
産地 ロワール
地域 トゥーレーヌ
アペラシオン シュヴェルニー
生産者 エルヴェ・ヴィルマール
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール60%、ガメイ40%
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.0%
 
手頃な価格帯のワインの域を大きく超える、清澄な果実味と生命感あるワインで、フランスで熱心なファンを持つエルヴェ・ヴィルマード(旧ドメーヌ・ドゥ・ムーラン。2015年に社名変更)。シュヴェルニーにあるドメーヌの歴史は、エルヴェの祖父が創業した1939年に遡る。エルヴェはティエリ-・ピュズラとの親交からヴァン・ナチュールに傾倒し、1999年ビオロジック開始、2002年にエコセールの認証を取得した。現在自社畑22ha,契約畑13ha。セラーでも、伝統的器材に潤沢に投資し、発酵は台形木製タンク(高価)も多数使用。熟成にも15hlの木樽や、台形木製タンクを多く用いる。2014年以降は、ジョージア産アンフォラでの発酵・熟成も試みなど、意欲的。亜硫酸塩の添加は醸造時ゼロ、瓶詰め時のみ10mg/Lにとどめる。ジューシーで格調高い酸が心地よいシュヴェルニー・ルージュは、ピノ・ノワール主体。ロワールの稀少土着品種ムニュ・ピノにも注力し、その持ち味であるくっきりとした鉱物感も見事に表現する。