2022 ブルゴーニュ・アリゴテ
シルヴァン・パタイユ
Bourgogne Aligote
Sylvain Pataille
木樽とステンレスタンクで醗酵、古樽で18か月熟成。シャン・フォレとレ・ゾヴォンヌの畑の買いブドウ。マルサネ村にはシルヴァン所有の畑だけでなくとも、アリゴテの古樹が残る。アリゴテの農家を買い支えるためにも、シルヴァンは本キュヴェを造り続ける。エントリーレベルのアリゴテながら、単純さはなく、複雑味を備えている。

ヴィンテージ | 2022 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | ブルゴーニュ |
アペラシオン | ブルゴーニュ |
生産者 | シルヴァン・パタイユ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | アリゴテ |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.5% |
輸入元 | ラシーヌ |
コート・ドールの北端、ディジョンの南から数 km に位置するマルサネにて、2011年に設立されたワイナリー。幼い頃からトラクターに乗ったり、セラーの中でバリックを転がして運ぶことを夢に描き続けてきたシルヴァン・パタイユ氏は、ボーヌの専門学校で醸造を専攻した後、ボルドーの学校で醸造を学びます。卒業してからの4年間を醸造コンサルタントとして、複数のブルゴーニュのドメーヌで従事。1999年には古樹の植わった畑1haを購入し独立しました。2001年に正式にドメーヌを設立し、現在15haを所有しています。

環境への配慮のみならず土壌に健康的な栄養バランスをもたらすと信じ、シルヴァン氏は手作業で耕作を行っています。2007年より有機栽培を実践し、2008年からは試験的にビオディナミ栽培に取り組んでいます。 ブドウは全房で発酵され、煎じるように果皮を果汁にじっくり4~5週間漬け込みます。シルヴァン氏は各キュヴェをそれぞれ分けて取扱い、注意深くコンディションを考察。テロワールを表現するため、熱心に醸造を勉強し、多様なドメーヌのメソッドや醸造哲学を調べ、試作を柔軟に行うなど、努力を怠りません。