2023 アルボワ・シャルドネ
ドメーヌ・ロレ
Arbois Chardonnay
Domaine Rolet
石灰岩の岩棚が背後にある土壌は肥沃な砂利が主体で、灰色のリアス海岸の泥灰土が広がり、ワインに厚みとミネラル感を与える。口に含むと生き生きとしたアタック、程よい緊張感と心地よい余韻がある。木樽熟成の特徴である柑橘類、ハチミツ、グリルしたアーモンドのノートが現れる。
| ヴィンテージ | 2023 |
| 原産国 | フランス |
| 産地 | ジュラ |
| 地域 | ジュラ |
| アペラシオン | アルボワ |
| 生産者 | ドメーヌ・ロレ |
| 色 | 白 |
| 容量 | 750ml |
| ぶどう品種 | シャルドネ100% |
| 味わい | 辛口 |
| アルコール度数 | 13.0% |
| 輸入元 | ラック・コーポレーション |
進化を続けるジュラの巨人
1942年にデジレ・ロレが設立。その後、彼の4人の子供たちが役割を分担し、ドメーヌの経営を引き継ぐ。熱心な仕事ぶりのおかげで、ロレ家は2世代の間に、当初3ヘクタールほどだった所有畑を66ヘクタールにまで拡大させ、ジュラのブドウ畑の中でも群を抜く存在となった。2018年、ロレ家はドメーヌの経営権をフランベール家、デュピュイ家、ドゥヴィヤール家(現在は手を引いている)の3ファミリーに譲渡。そのタイミングで、新たにセドリック・デュコテを責任者としてドメーヌに迎えた。
白はシャルドネ、サヴァニャン、赤はプールサール、トゥルソー、ピノ・ノワールといった地元のブドウ品種に、アルボワ、コート・デュ・ジュラ、レトワール、シャトー・シャロン、といったようにアペラシオンを広く取り揃え、テロワールの豊かさを余すことなく反映している。2019年からはビオロジック栽培を開始した。
ジュラワインの多様性とその個性の表現を追求する事がドメーヌのポリシーであるが、それは80年続く伝統と、現代の技術との融合により実現され、ヴィンテージを重ねるごとに評価される、卓越したレベルのワインを生み出している。
現在、セドリック・デュコテの指揮の下、醸造責任者クロエ・ウェバー、栽培責任者のルイ・モレルがドメーヌのアイデンティティを尊重しながら、ロレの新たな1ページを刻む。