2018 ソミュール・ブラン テール
ドメーヌ ・デ・ロッシュ・ヌーヴ


Saumur Blanc Terres

Domaine des Roches Neuves

2000年から有機栽培、2003年からビオディナミ農法。400Lのイタリアのアンフォラで果皮と共に8ヶ月間発酵。12ヶ月樽熟成。生産量わずか700本。オレンジワイン(果皮と共に発酵)。
ミネラルを思わせる、オレンジピールのようなアロマ、エレガントなタンニンです。
 
ヴィンテージ情報
収量の少なかった2年の後、2018年はよい収量が収穫できた。春は雨が多かったが、夏は暑く、ちょうどよい時に雨が降った。非常に手間のかかる年であったが、カベルネ・フランもシュナン・ブランもパーフェクトな熟度で収穫することができた。

 
ヴィンテージ 2018
原産国 フランス
産地 ロワール
地域 アンジュー・ソミュール
アペラシオン ソミュール
生産者 ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴ
オレンジ
容量 750ml
ぶどう品種 シュナン・ブラン100%
味わい 辛口
アルコール度数 13.5%
 
 
1992年、ボルドー出身のティエリー・ジェルマン氏は、マリー女史と共に1991年にロワールに移り、シャルリー・フコー氏(クロ・ルジャール)を師として仰ぎ、1850年に設立された「ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴ」を取得しました。ティエリー氏は、ロワールのソミュール・シャンピニーでいち早くビオディナミ農法を取り入れるなど、ロワールを代表するビオディナミの造り手でもあり、フランス国内でもワイン評価誌ベタンヌ、旧クラスマン両ガイドで最高評価を得ている数少ない生産者のひとりです。自然との共存を大切にして美しく見事なバランスのワインを造りだしています。
 

 
28haの所有畑は、ソミュール特有の「テュフォー(Tuffeau)」と呼ばれる石灰質の土壌で、2000年から有機栽培、2003年からビオディナミ農法を実施し、馬二頭で耕作しています。また、偉大なテロワールの区画は、ドメーヌ・ルロワやビゾのように、枝の先端は切らずに曲げることで、自然本来の木のエネルギーや流れを奪わないようにしています。そして、カベルネ・フランは透明感、フィネス、親しみやすさをワインで表現、やぼったさ、派手なベジタル香、強すぎるタンニンは避けるようにしています。また、シュナン・ブランで造り出す白ワインはシャープで切れ味がよく、きれいな酸味、ミネラル感を大事にしてワイン造りを行っています。