2019 ヴィレ・クレッセ
ドメーヌ・ド・ロアリー
Vire-Clesse
開けた瞬間から華やかなアロマ。蜂蜜、黄桃、ほんの少しアプリコットにバター。口に含むとじつにリッチで果実味たっぷりな一方、まろやかな酸味によりバランスがとられています。
チキンや白身魚のクリームソース煮には、ぴったりのワイン。
| ヴィンテージ | 2019 |
| 原産国 | フランス |
| 産地 | ブルゴーニュ |
| 地域 | マコン |
| アペラシオン | ヴィレ・クレッセ |
| 生産者 | ドメーヌ・ド・ロアリー |
| 色 | 白 |
| 容量 | 750ml |
| ぶどう品種 | シャルドネ |
| 味わい | 辛口 |
| アルコール度数 | 14.5% |
ドメーヌ・ド・ロアリーはアンリ・ゴヤールによって運営されるヴィレ・クレッセのドメーヌだが、アンリがリュウマチに冒され、また直系の後継者もないため、親友のジャン・テヴネ(ドメーヌ・ド・ラ・ボンクラン)に相談。2001年からテヴネ家により醸造が行われるようになり、翌2002年には次男のゴーティエが醸造責任者に就いた。2007年以降はジャン・テヴネ(ドメーヌ・ド・ラ・ボンクラン)のセラーでロアリーのワインは醸造されている。
ブドウ畑はヴィレ・クレッセのみ4.5ha。平均樹齢55年というなかなかの古木である。昔からビオロジックで栽培されており、2007年にエコセールの認証を取得。AOCの規定では62hlまで許されている1haあたりの収量は、2011年ヴィンテージでわずか45hlにすぎず、きわめて凝縮感溢れるブドウを生む。収穫は手摘みで行い、除梗せずに圧搾。醸造には温度調整が可能なエポキシ製のタンクを用い、オークの樽で寝かせない。14〜16度の比較的低い温度でゆっくりと発酵させ、果汁の糖分が完全にアルコールに変わるまで丸1年を要することも稀ではない。マロラクティック発酵も100%行うが、アルコール発酵中に始まり、完了してしまう年もあるという。
こうして造られる白ワインは、開けた瞬間から華やかなアロマ。蜂蜜、黄桃、ほんの少しアプリコットにバター。口に含むとじつにリッチで果実味たっぷりな一方、まろやかな酸味によりバランスがとられている。