2022 グレイス 甲州 鳥居平畑 プライベート・リザーヴ
グレイスワイン


Grace Koshu Toriibira Vineyard Private Reserve
Grace Wine

鳥居平地区は4代目社主 三澤茂計が重んじた産地。その歴史は古く、標高450mの水はけのよい礫質土壌から良質なブドウを生む区画として、地元の人々から尊ばれてきました。収穫したブドウをさらに厳選し、最上区画のロットをフレンチオークの旧樽にて醗酵後、ステンレスタンクにて貯蔵しました。上品な酸味と複雑さを兼ね備えた、長い余韻の味わいです。
 
澄んで健全。輝きのあるグレーがかった淡いイエローの色調。香りのボリュームは豊かで、黄リンゴ、黄桃、洋梨の果実香、丁子、白コショウなどのスパイス香、ロースト香があり、複雑な印象。アタックはまろやかで辛口、酸味は丸みを帯びており、口中では香りと同様の果実味が豊かに広がり、長い余韻が楽しめる。優雅さと力強さを兼ね備えた白ワイン。

ヴィンテージ 2022
原産国 日本
産地 山梨県
生産者 グレイスワイン
容量 750ml
ぶどう品種 甲州
味わい 辛口
アルコール度数 12.0%

 「ブドウ郷」として名高い山梨県勝沼町にて、4代目当主、三沢茂計氏を先頭に、「甲州種から世界に通用する品質の白ワインを造りたい」と、葡萄栽培からの醸造へと真摯に取り組んでいるワイナリーです。
 創業は1923年で、’90年からカベルネ・ソービニョンとシャルドネの垣根式栽培に取り組み、その後、メルローやプティ・ヴェルド、ピノ・ノワールなどの栽培へと畑を拡張。 ’02年ビンテージからは、勝沼の鳥居平地区で栽培された「甲州」だけを使用したワイン造りに取り組み、葡萄果実が持つ本来の自然な味わい、土壌の特徴が反映されるクリーンでピュアなワインを造り出しています。
 

 
現場では、三澤茂計氏の長女である三澤彩奈女史が、ボルドー大学醸造学部、南アフリカのステレンボッシュ大学院で学び、帰国後、2008年より栽培醸造責任者を務めています。