2018 シャトー・メルシャン 北信右岸シャルドネ リヴァリス
シャトー・メルシャン


Hokushin Right Bank Chardonnay Rivalis
Château Mercian

長野県北部、礫を多く含む千曲川右岸地区産のシャルドネは、芳醇で複雑なアロマやミネラル感、しっかりとした骨格が感じられるワインになります。『リヴァリス』とはラテン語で「川」を意味し、千曲川を挟んだ右岸・左岸のワインが高い品質で並んでいることに由来しています。
 
輝きのあるイエローの色合い。パイナップル、マンゴーなどのトロピカルフルーツやグレープフルーツなど柑橘の香り、ヴァニラ、アーモンド、バターなどの樽由来の香りが柔らかく調和しています。心地よい酸と豊かな果実感が口中に広がり、長い余韻にミネラル感が感じられます。
 

ヴィンテージ情報
春は温かく、ブドウの萌芽は早まりました。開花期は天候に恵まれ、結実は良好となりました。ブドウの生育期間は、強烈な日射しと乾燥状態により小粒な果房となりました。糖度の上昇と酸の下降の推移が早かったため、収穫はブドウの熟度に注視し、9月12日から開始。糖酸バランスの良いブドウを収穫できました。

 
【産地】長野県北信右岸地区(須坂市、高山村)【使用品種】シャルドネ100%【栽培方法】垣根式栽培【収穫】9月中旬~9月下旬収穫【発酵】オーク樽にて18~21度で約14日間発酵【育成】オーク樽にて約5カ月間育成【生産本数】約2,600本

ヴィンテージ 2018
原産国 日本
産地 長野県
地域 北信地区
生産者 シャトー・メルシャン
容量 750ml
ぶどう品種 シャルドネ
味わい 辛口
アルコール度数 11.5%
 
長野県北部の千曲川沿いの傾斜地に畑が点在しています。千曲川がもたらした沖積土壌は排水性に優れ、気候は雨が少なく、昼夜の温度差も大きいため、シャルドネの熟成に適しています。須坂市、高山村にある北信地区右岸は礫を多く含み、芳醇で複雑なアロマやミネラル感、しっかりとした骨格が感じられるワインになります。
 
 
 
 日本の風土の個性を活かしたワイン造りへの先駆的な挑戦を行い、シャトー・メルシャン・シリーズは世界の名だたるワインコンクールで数々の金賞などを受賞するまでに成長しています。

 1990年代に入り、北信でシャルドネの垣根仕立て栽培が始まり、同時に棚仕立て栽培でも短梢剪定で栽植密度を高めたり、収量制限をするなど、シャトー・メルシャンの風土づくりへの情熱は大きく広がっています。風土づくりとともに、醸造面でも新たな局面を迎え、1998年にはシャトー・マルゴー総支配人であるポール・ポンタリエ氏をアドバイザーに招き、さらに栽培と醸造の分業制の垣根を取り払い、栽培家の目から醸造を見る、醸造家の目から栽培を見るという考え方でのワイン造りが始まっています。

 現在、トップキュヴェのワインであるプライベート・シリーズの品質は確実に世界に通用します。