2020 シャトー・メルシャン 北信シャルドネ
シャトー・メルシャン


Hokushin Chardonnay
Château Mercian

ミネラル感ある味わいにトロピカルな華やかさが加わった、バランスの良い複雑な味わいのワインです。長野県北部千曲川流域の北信地区(左岸:長野市、右岸:須坂市・高山村)に所在する、垣根仕立ての畑のシャルドネを区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴ある原酒をバランスよくブレンドしました。粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさ、砂礫質の右岸からはフレッシュな酸味と力強さが与えられます。
 
色合いは輝きのあるイエロー。パイナップル、マンゴー、黄桃などの熟した果実に加え、熟した柑橘のニュアンスと樽発酵・育成由来のヴァニラ、コーヒー、アーモンドの香りが調和します。程よい酸を感じた後ミネラル感のニュアンスを感じ、コクのある果実味をとらえ、長い余韻を楽しむことができます。

ヴィンテージ 2020
原産国 日本
産地 長野県
地域 北信地区
生産者 シャトー・メルシャン
容量 750ml
ぶどう品種 シャルドネ
味わい 辛口
アルコール度数 12.5%
 
 日本の風土の個性を活かしたワイン造りへの先駆的な挑戦を行い、シャトー・メルシャン・シリーズは世界の名だたるワインコンクールで数々の金賞などを受賞するまでに成長しています。

 1990年代に入り、北信でシャルドネの垣根仕立て栽培が始まり、同時に棚仕立て栽培でも短梢剪定で栽植密度を高めたり、収量制限をするなど、シャトー・メルシャンの風土づくりへの情熱は大きく広がっています。風土づくりとともに、醸造面でも新たな局面を迎え、1998年にはシャトー・マルゴー総支配人であるポール・ポンタリエ氏をアドバイザーに招き、さらに栽培と醸造の分業制の垣根を取り払い、栽培家の目から醸造を見る、醸造家の目から栽培を見るという考え方でのワイン造りが始まっています。

 現在、トップキュヴェのワインであるプライベート・シリーズの品質は確実に世界に通用します。