2022 ジ・アグネス シャルドネ
クリスタルム


The Agnes Chardonnay
Crystallum

へメル・アン・アード地区と、オーバーヴァーグ地区の異なる5つの畑のシャルドネを使用しています。土壌は粘土質、頁岩、砂岩とバリエーションに富んでいます。収穫後、全房のままプレスしプラスチックタンクにて発酵、その後ブルゴーニュの古樽(うち新樽10%)に移します。天然酵母使用。可能な限り不干渉主義、最低限且つ、適正なSo2の使用で醸造、ボトリングしていきます。
 
ライムの皮やレモンの砂糖漬け、ライチやパイナップル、、トフィーアップルなどのトロピカルフルーツ、 ハチミツやレモンタルト、バタースコッチなどのコクのある香りが広がります。味わいの中心には瑞々しい 酸があり、オーク樽のニュアンスとフルーティーさのバランスがとても良く美しいフィニッシュへと誘い ます。銘醸地ウォーカー・ベイの魅力が全面に出ている仕上がりとなっています。

ヴィンテージ 2022
原産国 南アフリカ
産地 ウォーカーベイ
地域 ヘルマナス
生産者 クリスタルム
容量 750ml
ぶどう品種 シャルドネ
味わい 辛口
アルコール度数 12.88%

 
 
ウォーカーベイのヘルマナス地方、ヤマル・アルデ・リッジに2007年に設立された家族経営の小さなワイナリーです。ピーター・アランは同地区のブシャール・フィンレイソンを運営するフィンレイソン家の第3世代で、2代目よりこの地域にピノ・ノワール、シャルドネを植えたパイオニア生産者です。伝統を踏まえつつも新境地を見出すべく独立し、2008年よりリリース。年産3万本強で、南アフリカのトップレストランやワインショップでも限定入荷しかしない入手困難なカリスマワインです。

「素晴らしいワインはセラー内ではなく畑で造られる」という信条を共感できるブドウ生産者と、自らも栽培から取り組み、ブドウを購入する、という形で流通、雇用をも維持しています。偉大な土壌と手のこんだ農法こそが、凝縮感がありバランスのとれたワインを造り出す上での絶対不可欠な基本、ワイン造りはブドウの樹から生じるものを仕込むのであり、あらかじめ設定した結果をめざして手を加え加工する造りはしない、という哲学のもとワイン造りをしています。