2021 ピーター・マックス ピノ・ノワール
クリスタルム


Peter Max Pinot Noir
Crystallum

ウォーカーベイのヘメル・アン・アード地区の2つの畑と、内陸の標高の高い畑の2つの、計4つの異なる畑のブドウを使用しています。60%は除梗、40%は非除梗。4週間、スキンコンタクトをしつつ、発酵が活発な間は抽出は最少に留めました。ピノ・ノワールの真髄を感じることができます。花を思わせるフローラルな香りや、イチゴ、ハーブティーや甘い香りを含むスパイスのニュアンスもあります。フレッシュで輝きのある透明感ある赤い色調です。
 
ピノ・ノワールは小さなステンレスのタンクで発酵され、ヴィンテージ毎に発酵時に全房、除梗の判断が異なります。ブルゴーニュの1か所の樽屋から購入したフレンチオーク樽で熟成させます。貯蔵のセラーに11~16か月、瓶詰されるまで寝かせられます。 

ヴィンテージ 2021
原産国 南アフリカ
産地 ウォーカーベイ
地域 ヘルマナス
生産者 クリスタルム
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 14.0%

 
ウォーカーベイのヘルマナス地方、ヤマル・アルデ・リッジに2007年に設立された家族経営の小さなワイナリーです。ピーター・アランは同地区のブシャール・フィンレイソンを運営するフィンレイソン家の第3世代で、2代目よりこの地域にピノ・ノワール、シャルドネを植えたパイオニア生産者です。伝統を踏まえつつも新境地を見出すべく独立し、2008年よりリリース。年産3万本強で、南アフリカのトップレストランやワインショップでも限定入荷しかしない入手困難なカリスマワインです。

「素晴らしいワインはセラー内ではなく畑で造られる」という信条を共感できるブドウ生産者と、自らも栽培から取り組み、ブドウを購入する、という形で流通、雇用をも維持しています。偉大な土壌と手のこんだ農法こそが、凝縮感がありバランスのとれたワインを造り出す上での絶対不可欠な基本、ワイン造りはブドウの樹から生じるものを仕込むのであり、あらかじめ設定した結果をめざして手を加え加工する造りはしない、という哲学のもとワイン造りをしています。