2017 ヴィンテージ・キュヴェ
ジャンツ


Vintage Cuvee
Jansz

区画ごとに手摘みで収穫。丁寧にプレスを行い、樽での発酵を行ってからアサンブラージュ。3年間、澱に触れさせながら熟成させることで、煎ったヘーゼルナッツやハチミツのようなニュアンスをもたらします。

スイカズラ、柑橘類の皮やレモンカードのアロマとミネラルを思わせるニュアンスにブリオッシュやトースト香、ヌガーが加わり複雑さがあります。エレガントながら骨格があり、レモンや白桃、野生のイチゴを感じます。
 
ヴィンテージ情報
例年より多い降雨量を記録した冬に続き、涼しい春が11月末まで続きました。その結果、開花が例年より遅く収量も少ないのが特徴です。12月に入り気温が上がり、昼夜の寒暖差が長い生育期をもたらし、キレイな酸を残したままブドウをしっかりと成熟させ、非常に出来の良いブドウが収穫されました。

ヴィンテージ 2017
原産国 オーストラリア
産地 タスマニア
地域 タスマニア
アペラシオン タスマニア
生産者 ジャンツ
ロゼ
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール54%、シャルドネ46%
味わい 辛口 樽しっかり
アルコール度数 12.0%

 
 1986年設立。ヨーロッパで初めてこの島を発見したオランダ人、アベル・ジャンツォーン氏に敬意を表して命名されました。この土地をシャンパーニュメゾンが見出し適地であると判断して、シャンパーニュ地方の主要品種シャルドネとピノ・ノワールを植樹したのが始まりで、1997年にヒル・スミス家が取得しました。 タスマニアで初めて瓶内二次発酵のスパークリングワインを造り、以降その製法は「メトド・タスマノワーズ」と呼ばれ、ジャンツはタスマニアを代表するプレミアム・スパークリングの造り手としてその名を知られるようになりました。
 ヒル・スミス家所有のワイナリーのチーフワインメーカーを務めるルイーザ・ローズ女史が、オーストラリアワインへの深い愛情を持って品質向上に力を注いでいます。
 
 ジャンツのあるタスマニア島の北東、パイパーズ・リヴァー地区は、バス海峡に近く気候は比較的穏やかです。海からの風により冬でも温暖、霜の害を防ぐと共に夏でも気温を冷涼に保ち長い成熟期間をもたらしてくれます。プレミアム・キュヴェは、冷涼なエリアにある選ばれた畑から収穫し、1回の収穫ごとに分けて醸造を行うことで、ブランドのオプションが増え、ワインに複雑味をもたらします。白は約2年、ロゼは約18ヶ月瓶内二次発酵を行います。ヴィンテージ・キュヴェは、区画ごとに手摘みで収穫。丁寧にプレスを行い、樽発酵を行ってからブレンドします。約4年半、澱に触れさせながら熟成させることで極上の深みと、煎ったヘーゼルナッツやハチミツのようなニュアンスをもたらします。
James Halliday誌でも複数年にわたり、「Outstanding Winery★★★★★」の最高評価を獲得しています。