2013 ゴールド・リースリング
エロイカ


Gold Riesling
Eroica

一部貴腐ブドウを使用した中甘口タイプ。オレンジやマーマレードのニュアンスのある甘みと酸のバランスが調和した一本。旧世界と新世界のワイン造り両方を反映するスタイルで、果実味の豊富なふくよかなボディとワシントン州の特徴である綺麗で伸びやかな酸、それにドイツのリースリング造りのスタイルであるボトリティス(貴腐菌)の影響を受けた、エレガントなリースリングが出来上がる。

アルコール度数:10% 残糖度75.4g/l

 
ヴィンテージ 2013
原産国 アメリカ
産地 ワシントン
地域 コロンビア・ヴァレー
アペラシオン コロンビア・ヴァレー
生産者 エロイカ
容量 750ml
ぶどう品種 リースリング
味わい 甘口 スッキリ
アルコール度数 11.0%

 ドイツ・モーゼルの優良生産者、ドクターローゼン醸造所と、歴史的にワシントン・リースリングのパイオニアとして走り続けてきたシャトー・サン・ミッシェルによるコラボレーション。

 200年以上の歴史を持つモーゼル・ローゼン家。1988年に当主になったエルンスト・ローゼン博士は伝統的な有機農法と醸造法を再び取り入れ、素晴らしいリースリングワインを生み出し、世界的に高い評価を集めてきました。「リースリング・ルネッサンス」の伝播のために、世界中を旅していたローゼン博士はアメリカでシャトー・サン・ミッシェルの「コールド・クリーク・リースリング」に出合い、その質の高さに衝撃を受けてすぐにシャトー・サン・ミッシェルに共同でリースリングワイン造りを行うことを提案。1999年、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄(eroica)」に因んで名づけられた「エロイカ」が生まれ、伝統国とニューワールドの伝統と技術が融合したワインが造り出されています。

 設立当初、エロイカにはコールド・クリーク・ヴィンヤードのブドウが使われていましたが、現在はより酸味やミネラル感のあるワインを造るため、エヴァーグリーン・ヴィンヤードやホース・ヘヴン・ヴィンヤードなどより冷涼な土地のブドウを使用しています。また、冷涼な地域の畑に変えただけではなく、収量制限やキャノピーマネージメント(摘芯や除葉など)を行うなど、ローゼン博士とワインメーカーのボブ・バートゥ氏を中心によりより良いブドウを育てるための取り組みが行われています。醸造はシャトー・サン・ミッシェルがウッドヴィルに所有する白ワイン専用の醸造所を使用しています。