2017 カスク23 カベルネ・ソーヴィニョン
スタッグス・リープ


CASK 23 Cabernet Sauvignon
Stag's Leap Wine Cellars

1974年コンサルタントを務めていたアンドレ・チェリチェフ氏がS.L.V.の熟成中のロットテイスティングを行ったところ、「CASK23」と名づけられた大樽のワインが優れたポテンシャルを持っていることに気付き、別のボトルに詰めたことに由来します。S.L.V.とフェイ・ヴィンヤードの最も優れたブドウから造られるこのワイナリーのフラッグシップワイン。熟成はフレンチオーク樽(新樽比率90%)で約20ヶ月。豊かさ、奥深さ、優れた構成力、バランス…、世界中のワインファンを惹きつけて止まないワインです。
 
自然の力を応用した病虫害対策においてカリフォルニアで第一人者と言われているカーク グレイスが栽培責任者として区画毎に畑の管理を行っています。醸造所はグラヴィティシステムを採用。
華やかなフェイ由来の香りと、SLV由来の骨格とミネラルを思わせる味わいが特徴的な年。黒系果実、ドライイチジク、スミレ、ヘーゼルナッツ、ココアの複雑なアロマ。リッチで華やか、非常になめらかなタンニン。

ヴィンテージ 2017
原産国 アメリカ
産地 カリフォルニア
地域 ナパ
アペラシオン スタッグス・リープ・ディストリクト
生産者 スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ
容量 750ml
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン100%
味わい フルボディ
アルコール度数 14.5%
ワインスペクテーター  93
ワインアドヴォケイト  93〜95

 
シカゴ大学で講師を勤めていたウォレン ウィニアルスキがネイサン フェイと出会い、1970年にスタッグス リープ ヴィンヤードを取得、設立しました。この若きワイナリーの名声を一躍高めたのが1976年の「パリスの審判」です。アカデミーデュヴァン主催のフランス対カリフォルニアのブラインドテイスティングで同ワイナリーのカベルネ ソーヴィニヨンが、見事1位に輝きました。その後、熱狂的な支持を得たワイナリーを、2007年よりサン ミッシェル ワイン エステーツとマルケージ アンティノリが共同で所有を開始。世界でも評価されるアメリカを代表するワイナリーの一つです。“STAG’S LEAP”とは、stag=牡鹿、leap=飛ぶで、ネイティブ アメリカンがこの地で生活していた時代、狩猟で追い込んだ牡鹿が谷を飛び越え逃れたという逸話に由来しています。エチケットにも描かれている牡鹿は「勇気・雄々しさ・躍動感」の象徴で、ワインのスタイルも表現しています。