2021 キニョン・デ・バルミラ
アルバロ・パラシオス


Quinon de Valmira
Alvaro Palacios

10年以上かけて元々植えられていたテンプラニーリョを台木にガルナッチャを接木。2015年ヴィンテージより世界で発売開始。
 
アルバロ パラシオスは実家であるリオハのパラシオス レモンドでもワイン造りを行っていますが、キニョン デ バルミラはアルバロが惚れ込んだ畑で、名義もアルバロパラシオスでリリースしています。
標高610m、南東向き3haの畑。収量約8hl/ha。10年以上かけて元々植えられていたテンプラニーリョを台木にガルナッチャを接木する植替えを実施。木樽でアルコール発酵、フレンチオーク100%のフードルで熟成。
北風が吹く冷涼な山に畑があるため非常にゆっくりと成熟が進み、わずかなブドウのみが香り豊かな柔らかいワインとなります。花やオレンジピール、ダークチョコレートの香り。優美で活力があり、洗練された味わい。

ヴィンテージ 2021
原産国 スペイン
産地 ラ・リオハ
地域 リオハ
アペラシオン リオハ
生産者 アルバロ・パラシオス
容量 750ml
ぶどう品種 ガルナッチャ85%、その他15%
味わい フルボディ
アルコール度数 14.0%
ワインアドヴォケイト  99
ジェームスサックリング  98
輸入元 ファインズ
農法:ビオロジック
 
 
 1990年代にプリオラートの4人衆として注目を集めたアルバロ・パラシオス。アルバロが1997年に創設。トップキュヴェの「レルミタ」は、樹齢100年を超えるぶどうから造られ、スペインで最も希少なワインの1つ。世界的にも高い評価を受けています。
 アルバロの実家、リオハのワイナリーで働く旧友が所有するプリオラートのワインを飲んだとき、テロワールのポテンシャルの高さに驚愕。1989年にこの土地に入植、本格的にぶどう栽培を開始。当初は4人組でワイナリーを共同経営し、同じ醸造設備を使用。その後1997年に現在の場所に自らのワイナリーを創設。
 アルバロ・パラシオス氏はシャトー・ペトリュスやスタッグス・リープで修業した後、仲間と共に1989年にプリオラートにワイナリーを造りました。彼らは荒廃していたプリオラートを高級ワイン産地として蘇らせ、プリオラートの「4人組」として世界に名を広めました。現在ではそれぞれにワイナリーを所有しており、アルバロ氏はグラタヨップスに1997年「アルバロ・パラシオス」を創業。伝統品種と伝統的な方法に立ち返ったワイン造りを行っています。