2021 ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ キュヴェ・セレクション・デ・コニュット
ドメーヌ・デ・コニュット
Muscadet Sèvre & Maine Sur Lie Cuvee Selection des Cognettes
Domaine des Cognettes
代々ブドウ栽培を行っているペロー家。以前はバルクでワインを販売していましたが、現在の当主からドメーヌ元詰めを実現、兄弟で栽培と醸造を担当しています。
このアペラシオンでは珍しく手摘み収穫を行っています。また、ミュスカデが熟成することを知ってもらうために、長熟向けのキュベを造っています。伝統的なシュール リー製法。
ミュスカデらしい爽やかな果実味とふくらみ、複雑味が感じられます。厚みがありながらディテールもしっかりあり、海風にのってきた若干の塩味を思わせるようなニュアンスも。フルーティーかつすっきり感が残る後味。
| ヴィンテージ | 2021 |
| 原産国 | フランス |
| 産地 | ロワール |
| 地域 | ミュスカデ |
| アペラシオン | ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ |
| 生産者 | ドメーヌ・デ・コニュット |
| 色 | 白 |
| 容量 | 750ml |
| ぶどう品種 | ミュスカデ |
| 味わい | 辛口 |
| アルコール度数 | 12.0% |
| 輸入元 | ファインズ |
ステファン・ペロー氏とヴァンサン・ペロー氏兄弟がミュスカデで運営するドメーヌ。ミュスカデというと、大手ネゴスが昔からバルクで安価に買い取って売っている、ミュスカデのイメージに合わせてSO2を入れて色を薄くするなど、安価なワインとして販売されていましたが、彼ら兄弟はミュスカデの地位向上のため様々な取り組みを行っています。例えば、すべてドメーヌ元詰めで販売する、ドメーヌのある村がAOC認定されるように活動し、その際には手摘みが規定になるようにするなど、ミュスカデへの情熱が感じられます。
2007年から農薬の使用を止め、2011年にABに申請しました。彼らの畑でも土壌の活性化のため、豆科やイネ科の植物が植えられています。9割の生産者が機械収穫を行う地域において100%手摘みを実施。発酵も天然酵母で行うなど、自然な造りをしています。こうしてできあがったワインは熟成が可能。ミュスカデのイメージを良い意味で裏切ってくれるワインです。