2020 コンドリュー レ・テラス・ド・ランピール
ドメーヌ・ジョルジュ・ヴェルネ


Condrieu Terrasses de L'empire
Domaine Georges Vernay

このキュヴェは険しい斜面でのいくつかの区画のブドウをブレンドして造られます。収穫時に一部除梗し、全房で圧搾。3/4木桶、1/4樽で発酵させ、8ヶ月樽熟成。
白桃のような豊かな果実味が楽しめ、美しい柔らかさに富んだ味わいはヴィオニエの特徴をはっきりと表現しています。

 
ヴィンテージ 2020
原産国 フランス
産地 コート・デュ・ローヌ
地域 北部ローヌ
アペラシオン コンドリュー
生産者 ドメーヌ・ジョルジュ・ヴェルネ
容量 750ml
ぶどう品種 ヴィオニエ
味わい 辛口
アルコール度数 14.0%
 
 

 
 コンドリューの品質向上に努め、世界的に認知されるようになった立役者でありコンドリューを語る際に欠かせないドメーヌ。
 ドメーヌの歴史は1940年に遡り、先代のフランシス・ヴェルネ氏がコンドリューの畑に魅せられ、趣味でワイン造りを始めたのがきっかけ。そして、1.5ヘクタールの畑から素晴らしいフィネスを持つ白ワインの銘酒、“コンドリュー・コトー・ド・ヴェルノン”を生み出しました。1953年に息子のジョルジュ氏が本格的にドメーヌを設立し、ヴェルネ家のワイン造りは大きく発展していきました。
 当時、ローヌのワインはフランスの一地方のワインに過ぎず、ボルドーのように世界的に知られ、高い評価を受けるような存在ではありませんでした。 ジョルジュ氏は30年間コンドリュー生産者組合の会長を務め、ローヌワインの盟主、ギガルやアンドレ・ペレの良きライバルとなり、共にローヌの復興に心血を注ぎました。 ジョルジュ・ヴェルネのワインは高い評価を受け、コンドリューというアペラシオンも世界的に認知されるようになり 、今ではローヌを代表する白ワインであると同時に、フランスを代表する白ワインとなりました。この功績からジョルジュ氏は「コンドリューの父」と評されています。