2020 ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
メゾン・アンリ・ボワイヨ


Bourgogne Pinot Noir
Maison Henri Boillot

ヴォルネーで最も古い家系の1つでドメーヌは1885年設立。現当主のアンリ ボワイヨは5代目で息子のギヨームもドメーヌに携わっています。買いブドウによるワインはメゾン アンリ ボワイヨとしてリリースしています。
サントネ1級、シャサーニュ・モンラッシェ村名、ヴォルネー村名のブドウをACブルゴーニュに格下げして使用。1-2年の樽を使用して熟成させています。
サクランボなどのフレッシュな赤い果実のアロマ。繊細なタンニンがあり、味わいはいきいきとフレッシュでエレガント。余韻も長く、高いクオリティーのACブルゴーニュです。

 
ヴィンテージ 2020
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 ブルゴーニュ
アペラシオン ブルゴーニュ
生産者 メゾン・アンリ・ボワイヨ
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 14.0%
アランメドウズ  87
 
農法:リュットレゾネ
 ボワイヨ家は1630年からの記録に残るヴォルネイで最も古い家柄の一つで、ドメーヌの創業は1885年。現在の当主アンリ・ボワイヨ氏は5代目で、その息子も2006年からドメーヌの仕事に参加しています。ピュリニー・モンラッシェとヴォルネイを中心に約15haの畑を所有しています。また、1996年に白ワインのネゴシアンものを造るメゾン・アンリ・ボワイヨを設立。プルミエ・クリュやグラン・クリュはテロワールを表現するために、各畑1生産者だけからブドウもしくは果汁の状態で購入しています。
 
 リュット・レゾネ(減農薬農法)を実践し、出来るだけ化学物質の使用を抑えています。年に10回程度畑を耕すなどし、除草剤は使用していません。春には摘芽し、夏にはグリーン・ハーヴェストを実施。非常に厳しい選果をすることで知られているドメーヌで、手摘み収穫する際に選果し、トラックに積む前に再度選果を行います。そのため、収量は低く、平均収量は白が45hl/ha、赤が35hl/haですが、年によっては赤の収量が15hl/haまで落ちることもある程です。
 
 赤は100%除梗され、ステンレス製53hlの開放槽にて約12日間低温プレ・マセラシオンを行い、温度管理しながら約15日間アルコール発酵。ピジャージュ、ルモンタージュを実施。発酵後に5日間マセラシオンを行います。熟成は228リットルの樽(新樽比率40~70%程度)で15~18ヶ月間行います。白、赤共に、発酵時に人口酵母は使用していません。