2017 ニュイ・サン・ジョルジュ
ドメーヌ・ダヴィド・デュバン


Nuits Saint Georges
Domaine David Duband

80%がヴォーヌ・ロマネ寄りの小石の多い繊細な土壌と、20%は石切り場の傍の南側で岩盤がある土壌からのワイン。
レッドチェリーやラズベリーなどの赤系果実のアロマに、クローブや赤バラなどのニュアンスが立ち上ります。口に含むと瑞々しい果実味が広がり、きめ細かいタンニンが滑らかな舌触りを演出。ミネラル感がアクセントを与え、酸味がワインにフィネスを与えます。

 
ヴィンテージ 2017
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
アペラシオン ニュイ・サン・ジョルジュ
生産者 ドメーヌ・ダヴィド・デュパン
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.0%

 
 ダヴィド・デュバン氏は、1971年生まれ、ブルゴーニュの若手醸造家で注目度がNo.1といえる実力派の造り手です。
 1970年父親がこのドメーヌを始め、生産した全量を生産者協同組合に販売していました。デュバン氏は19歳で学校を卒業して、ワイン造りに携わるようになり、その後Domaine Amiot Servelle(母方の親戚)やDomaine L’Arlotでスタジエをし、またジャイエ・ジル氏とも出会い、1993年頃から親交を持つようになりました。
 デュバン氏はワイン造りにおいて、葡萄栽培に最も力を注いでいます。手間を掛け、愛情を注ぎ、丁寧に葡萄栽培をすることが最も重要だと考えています。その労力を惜しまないため、畑にいる時間が最も長くなっています。ここ数年は、ほぼ有機に近い状態で葡萄を栽培しています。また、醸造については、自然な状態で醗酵・熟成させることを理想としています。細心の注意を払いながら醸造テクニックに頼らず、人為的介入を極力避ける方法で行っています。瓶詰め後、すぐ飲むことも出来、かつ、長期熟成も可能である芳醇な果実味、酸味、タンニンなどの要素の構成が十分で、バランスのとれた味わいのワインを造ることを目指しています。