2021 シャペル・シャンベルタン
ドメーヌ・セシル・トランブレー


Chapelle Chambertin
Domaine Cecile Tremblay

エシェゾーに隣接する1級畑を含む3つの区画のブレンド。ブラックベリーやカシス、牡丹などの香りが漂います。ビロードのように滑らかなタンニンと、比較的穏やかな酸味が感じられ、古樹由来の複雑味も加わった官能的な味わいです。

ヴィンテージ 2021
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
アペラシオン シャペル・シャンベルタン
生産者 ドメーヌ・セシル・トランブレー
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい フルボディ
アルコール度数 13.0%
 
農法:ビオディナミ
ドメーヌの歴史は1921年にアンリ・ジャイエの叔父であるエドゥアルド・ジャイエにより設立。1950年からメタヤージュ契約により畑をドメーヌ・ミシェル・ノエラに貸借しており、2000年から地代をワインでなくぶどうで支払われる事となるのを機に一家の畑を引き継ぐ事を決心し、ワイン造りを始めたのがエドゥアルド・ジャイエの娘ルネ・ジャイエの孫娘で1977年生まれのセシル・トランブレイ。2003年には所有畑の半分である3ha分のメタヤージュ契約を終えドメーヌ・セシル・トランブレイを設立。ジャイエ家の恵まれた立地条件の煌びやかな畑を継承という話題性としなやかで洗練されたスタイルから一気に注目を集める。
 
栽培は設立当初からビオロジックで行われ、2016年からはビオディナミへ完全転換。畑の一部は馬による耕作を行う。天然酵母による発酵は木樽にて28~35日かけてゆっくりと醸され、15~18ヶ月の樽熟成。新樽は年、アペラシオンに応じて25%~100%用いて清澄、フィルターは行わない。過度な抽出を避け、ピュアさとフィネスを重視したスタイル。2022年には以下メタヤージュ残りの畑が返却された。ボー・モン1.5ha、エシェゾー0.32ha、モレ・サン・ドニ1ha、クロ・ヴジョ0.2ha。ワイン評論家のミシェル・ベタンヌからは「次世代のラル―・ビーズ・ルロワ」と最大級の賛辞を贈られている。