2018 ラドワ・ル・クル・ルージュ
ドメーヌ・プリューレ・ロック


Ladoix Le Cloud Rouge
Domaine Prieure Roch

ヴァン・ド・ターブル・ブランと同じように2010年より使用しているラドワ村のル・クルの村名畑から生産。ピノ・ノワールが植えられている面積は1.8ha。当ドメーヌの他の赤ワインと同様に全房発酵によって造られた、お手頃価格で楽しめるロックスタイルのワイン。
 
プリューレ・ロックといえばほとんどコート・ド・ニュイですが、このワインは2010年に取得したコート・ド・ボーヌの畑から造られているため他の銘柄で楽しめない、なめらかなテクスチャーを持ちます。さくらんぼやイチゴのような華やか果実味とスパイスのニュアンスが若いうちから感じられ真っ直ぐなスタイルになっています。
 

ヴィンテージ 2018
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ボーヌ
アペラシオン ラドワ
生産者 ドメーヌ・プリューレ・ロック
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.5%

農法:ビオロジック


 
 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者アンリ・フレデリック・ロック氏が1988年から始めたドメーヌです。ロック氏はアンリ・ルロワの長女ポリーヌの次男(ラルー・ビーズ・ルロワの甥)にあたり、1992年ビーズ・ルロワがDRCの共同経営者から退いた後、長男シャル・ルロックの死去に伴いDRCの共同経営者となります。当初ドメーヌは1988年にヴォーヌ・ロマネに設立されましたが、1989年にニュイ・サン・ジョルジュの街中に醸造設備を備えたドメーヌを、プレモーに樽貯蔵庫を開設しました。
 ロック氏は古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、今ではビオ系ワインの代表格の一人となっています。ロック氏曰く、「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」と、このいにしえから伝わる農法に確かな確固たる自信を持っています。
 

 
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