Chateau Talbot

シャトー・タルボ

フランス:ボルドー メドック第四級(サンジュリアン村)

ボルドーで2番目に大きいブドウ園を擁し安定したワイン

 広大な敷地を持つシャトーは、イギリスの軍人であり、ギュイエンヌを治める総督として、1453年のカスティヨンの戦いで敗れたタルボット元帥にその名の由来がある。

 自然と人間、さらに並外れたテロワールに関する先人達の知恵が融合し、年ごとに異なった、しかし常に複雑で調和のとれたワインが生み出されている。また、5haの畑では白ワイン用の品種も栽培され、「カイユ・ブラン」という名の、バランスがよく、生き生きとした辛口白ワインが造られている。この白には、テロワールの高貴さが十分に表現されている。
 
2019
シャトー・タルボ
¥11,000
2016
シャトー・タルボ
¥10,800 品切中
2015
シャトー・タルボ
¥9,450  品切中
2014
シャトー・タルボ
¥7,700 品切中
2018
シャトー・タルボ・カイユ・ブラン
¥5,460
2017
シャトー・タルボ・カイユ・ブラン
¥5,460 品切中
2016
シャトー・タルボ・カイユ・ブラン
¥5,040 品切中

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
 広大な単一の畑を持つタルボは、ジロンド河から内陸部に入った、小さなサン=ジュリアン=ペイシュヴェルの村のずっと裏手、グリオ・ラローズのすぐ北にある。
 タルボの名は、1453年のカスティヨンの戦いに破れたイギリス軍指揮官、シュースベリー伯ジョン・トールボットにちなんだものだ。このシャトーはコルディエ家の管理のもと、一貫して上質な、たくましい、それでいてフルーティーな、フルボディのワインを生産しており、メドックの格付けが新しくなることがあったら当然昇格していただろう。新しい管理者のもとではよりやわらかい、よりエレガントなスタイルへと移行しつつあるようで、ヴィンテージごとの一貫性も増している。
 タルボでは、ささやかだが、おいしい辛口白ワインもつくられている。カイユ・ブラン・デュ・シャトー・タルボと呼ばれており、新鮮で華やかな香りのする白である(メドックで最上の白の1つだ)。ただし、収穫後2~4年で飲まなければならない。
 
~一般的な評価~
 タルボは一貫して高品質なワインで、メドックで最良のお買い得品の1つである。1986年や1982年といったヴィンテージは、いまだにこのワインがいかに偉大なものになり得るかという評価の指標となっている。
 
平均年間生産量:30万本、セカンドワイン:30万本
畑 面積:102ha、平均樹齢:35年、植樹密度:7.700本、平均収量:52hl/ha
育成:醗酵とマセレーションは温度管理されたステンレスと木製の槽で3週間。熟成は新樽40%で15ヶ月。清澄と、軽い濾過を行う。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン66%、メルロー26%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%
所有者:ロレーヌ・リュストマン・コルディエとナンシー・ビニョン・コルディエ