Chateau Smith Haut Lafitte

シャトー・スミス・オー・ラフィット

フランス:ボルドー ペサック・レオニャン地区 ※赤:Crus Classe des Graves

 

劇的なまでにポテンシャルが高まっている、このペサック・レオニャン最上のワインの一つ


ペサック・レオニャンを代表するシャトーのひとつで赤がクリュ・クラッセに認定されています。1990年家からカティア―ル家が所有しています。
敷地内に樽工場を持つ稀有なシャトー。2019年からは全面的にオーガニック、また約半分の畑でビオディナミ農法を実施。他にも非常に環境保全に力を入れてシャトーを運営しています。
 

Blanc
2020
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン
¥27,300
2005
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン
¥12,000  品切中
1999
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン
¥22,000
Rouge
2017
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ルージュ
¥16,500 品切中
2011
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ルージュ
¥12,960  品切中
2008
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ルージュ 
¥6,500  品切中
2005
シャトー・スミス・オー・ラフィット・ルージュ 
¥15,300  品切中

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
 何十年にもわたって、ボルドーのエシェノエ家の所有下にあったスミス・オー・ラフィットはずっと期待を裏切ってきた。しかし、この壮大なシャトーは1991年にフロランスとダニエル・カティアール夫妻に売却された。確かに、1995年や1994年、1993年、1992年、1991年といった、雨にたたられたヴィンテージを扱わなければならなかったのは不運だった。しかし、彼らの品質は並はずれたこだわりとシャトーの長期的な展望を持ち、容赦なく選別を行い、以前の所有者が1990年や1982年のような格別なヴィンテージをつくったものよりも良好なワインを1990年初頭の難しいヴィンテージにつくってみせた。今日、スミス・オー・ラフィットはボルドーでも有数の光り輝く成功物語の1つとなり、精力的で良心的な所有者の手にかかれば短時間でもこれだけのことができる、ということを示している。

 スミス・オー・ラフィットの白も赤も、スタイルは正統的な豊かさと相当なエレガンス、フィネス、複雑さが結合したものだ。ただ国際市場はしばしば気まぐれなものだ。そして私は、スミス・オー・ラフィットの最近のヴィンテージ価格は、このワインが世界にその品質を知られるようになれば必ず得られるはずの価格よりも、低めだと思っている。
 
~一般的な評価~
 かつては凡庸なワインであったが、フロランスとダニエル・カティアール夫妻の行動的な指揮のもとで、劇的によくなっている。いまやスミス・オー・ラフィットは、ペサック=レオニャンの最上のワインの1つである。
 
<赤>
平均年間生産量:10万本
畑 面積:45ha、平均樹齢:30年、植樹密度:7500~1万本、平均収量:32hl/ha
育成:30℃の発酵と24~32日間のマセレーションは温度管理された平均85hl入りの木製槽で。マロカクティックと18~20ヶ月の澱熟成(攪拌あり)は新樽80%で。清澄も濾過もしない。
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%
所有者:ダニエル&フロランス・カティアール

<白>
平均年間生産量:3万本
畑 面積:35ha、平均樹齢:30年、植樹密度:7500~1万本、平均収量:35hl/ha
育成:20℃の発酵と12ヶ月の澱熟成(攪拌あり)は新樽50%で行う。清澄はするが、濾過はしない。
ブレンド比率:ソーヴィニョン・ブラン90%、ソーヴィニョン・グリ5%、セミヨン5%
所有者:ダニエル&フロランス・カティアール