Chateau Paveil de Luze

シャトー・パヴェイユ・ド・リューズ

フランス:ボルドー メドック・ブルジョワ・シュペリュール級(マルゴー)
 

6世代に渡り家族経営を貫いているシャトーで、マルゴーACならではの繊細で優しい味わい

 1862年にアルフレッド・ド・リューズ男爵が購入して以来、6世代に渡り家族経営を貫いているシャトーです。2004年には息子のフレデリック(6代目)がその任務を受け継いでいます。
 所有する32haの畑にはカベルネ・ソーヴォニョン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%が栽培され、マルゴーACならではの繊細で優しい味わいと、よく熟した果実に由来するのびやかな酸味ときめ細かなタンニンが口中に広がります。
 2010年ヴィンテージからはステファン・デュルノンクール氏がコンサルタントとして就任しています。マルゴーのテロワールのエレガントさを表現するのみならず、華やかな印象が加わりました。
 

 
ACマルゴーならではの繊細で優しい味わいと、よく熟した果実に由来するのびやかな酸味ときめ細かなタンニンが口中に広がります。

2015   シャトー・パヴェイユ・ド・リューズ

Chateau Paveil de Luze
ヴィンテージ 2015
原産国 フランス
産地 ボルドー
地域 メドック
アペラシオン マルゴー
格付 クリュ・ブルジョワ・シュペリュール
生産者 シャトー・パヴェイユ・・ド・リューズ
容量 750ml
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニョン80%、メルロー20%
味わい フルボディ
アルコール度数 13.5%

 
畑について
 32ヘクタール。東西に伸び、三世紀に渡って同じ地層の上ある素晴らしい土壌。ブドウの樹が庭園のようにきれいに配列されており、土の奥深く の養分・水分を得るためにブドウは地中深くにまで根を張っている。畑の平均樹齢は28年。なだらかな丘の頂きにある小石混じりの珪土質土壌。 畑では伝統的な方法を取り入れている。株はグイヨ仕立て(ドゥーブル)、不要な葡萄の枝を落とし、芽かき、葉の摘み取り、グリーンハーヴェストを行う。収穫後、醸造所にて2回の選果作業が行われる。

醸造
 2005年の収穫分から畑の区画の大きさに適し、より現代的な醸造技術にも適した小さめの醸造タンク(150hl)を備えた新しい醸造施設が使われるようになった。 ゆっくりと醗酵過程が進むように低温(7°C)で数日間醸した後、アルコ ール醗酵(28°C)へと移る。キュヴェゾンは18~21日間。タンクにてマロラクティック醗酵を迎える。 アッサンブラージュの後、仏産オーク樽(うち新樽25%)で3ヶ月ごとに澱引きされながら12ヶ月熟成される。17世紀に建築されたカーヴにて約800樽が瓶詰めの時を待つ。

醸造家
 1988年にステファーヌ・フォールは父親の跡をついでこのシャトーの醸造責任者となり、ブドウ畑の手入れから瓶詰めに至るまで情熱をもってそのワイン造りに取り組んでいる。