Chateau d'Issan

シャトー・ディッサン

フランス:ボルドー メドック第三級(マルゴーAC:カントナック村)
 

最近の評価が向上中! 今が狙い目のシャトー

 メドック地区格付で第3級ながら、数年前までは「格下げすべき」という評価をされ、価格も第5級並みで販売されていたディッサン。それが、ここ近年で品質の向上が目覚しく、パーカーポイントも高得点(1999年・89点、2000年・93点を獲得)がでてきています。
 近年の品質向上ほど現在の価格はまだ値上がりしていないのでお買い得なワイン。
 
2019
シャトー・ディッサン
¥11,000
2017
シャトー・ディッサン
¥10,300 品切中
2016
シャトー・ディッサン
¥11,600  品切中
2014
シャトー・ディッサン
¥7,560 品切中
2013
シャトー・ディッサン
¥6,590 品切中
2008
シャトー・ディッサン
¥7,700 品切中

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
 17世紀かあの歴史をもつシャトー・ディッサンは、メドックでもひときわ美しいシャトーのひとつだ。周囲には濠がめぐらされ、まるで眠れる森の美女の城のようなたたずまいである。1945年以来、ディッサンを所有するのは有名なボルドーのクリュズ家。一族は自らのネゴシアン事業を通じて、このワインの出荷を一手に引き受けてきたが、現在は、このワインはボルドーのあらゆるネゴシアンに自由に売られている。品質は間違いなく向上しているものの、私が経験した限りでは、凡庸なものがあまりにも多い。
 良好な年の(1900年は、ボルドーで最も偉大なワインの一つとされている)、やわらかいが繊細な特徴と刺激的な香りを評価されている。1990年代半ばまで、ディッサンにそうした特徴を求めようとしても、見つけるのは容易ではなかった。
 ディッサンは、ほとんどのヴィンテージにおいて極めて若いうちから飲めるが、熟成する力もある。
 
~一般的な評価~
 若きエマニュエル・クリューズの才能ある管理のおかげで、このシャトーは1995年以来明らかに回復してきた。2001年、2000年、1999年は、今までで最上の連続したヴィンテージとなった。1995年よりも前のワインには気をつけるべきだが、1996年以降のものは、大変お買い得なので買ったほうがいい。この格付けシャトーは偉大なフィネスとエレガンスを備えたワインをつくりだし、その格付けに十分にふさわしい。
 
畑 面積:50ha(マルゴーのアペラシオンにあるのは30haのみ)、平均樹齢:35年、密植度:8500本/ha、平均収量:48hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレス槽で21日間。熟成は新樽50%で16~18ヶ月。清澄と、瓶詰め時には軽い濾過をおこなう。ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロー30%