Chateau Croizet-Bages

シャトー・クロワゼ・バージュ

 

ポイヤック村のお買い得シャトー

深みのある紫色に熟したフルーツ、チェリー、プルーン、ラズベリーなど繊細でフルーティな香りが感じられ、みずみずしい余韻が口のなかでしなやかに溶け込みます。
 

2010
シャトー・クロワゼ・バージュ
¥4,980 品切中
2009
シャトー・クロワゼ・バージュ
¥4,780 品切中
2005
シャトー・クロワゼ・バージュ
¥4,410 品切中
2003
シャトー・クロワゼ・バージュ
¥8,100 品切中

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
 クロワゼ=バージュは、マルゴーの有名なローザン=ガシーとブルジョワ級ながらも信頼のおけるベ・ロルム・トロンコワ・ド・ラランドも所有している、キエ家が所有・運営している。いつ飲んでも思うのだが、ポイヤックで最も軽く、最も早く飲み頃になるワインの1つで、一貫して期待を裏切り続けている。畑はバージュの丘に理想的に位置し、樹齢もそこそこで(20年)、伝統的な醸造方法をとっているのだが、収量の多さがこのワインにがっかりさせられる原因の1つかもしれない。もっとも、ものすごく深みがあったり壮観なものになることはないにせよ、健全で、穏やかで、やわらかくて、フルーティなワインで、たいていは4~5年で十分な飲み頃になる。1990年代半ばにはいくつか出来のよいヴィンテージが現れたのが期待を持てる要素である。
 
~一般的な評価~
 1994年までは過去の不出来からペデスクローとともにボルドーで最も凡庸な格付けシャトーと位置付けられていた。1995年以降はよくなってきたが、それでも格付けにふさわしいものとはなっていない。最高の出来でも良好なブルジョワ級と同等でしかない。ただし、強調しておくが、価格は極めて手頃である。2000年のようなヴィンテージのものなら普段用よりはよい。消費者の興味を引くだけの価値はある。8~10年以上は寝かせないこと。
 
平均年間生産量:15万本
畑 面積:30ha、平均樹齢:28年、植樹密度:6500本/haおよび8000本/ha、平均収量:55hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで3週間。収量の一部は新樽マロラクティックされる。熟成は18ヶ月。そのうち14ヶ月は新樽25%。卵白で清澄し、瓶詰め時には濾過を行う。
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン54%、メルロー38%、カベルネ・フラン8%
所有者:ジャン=ミシェル・キエ